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日本映画『リンダ リンダ リンダ』感想 – ペ・ドゥナしか見る価値がない、時間の無駄だった、当然おすすめはできない

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リンダ リンダ リンダ

リンダ リンダ リンダ あらすじ

高校の軽音楽部所属の女子3人が、骨折したメンバーの埋め合わせに、たまたま通りがかった韓国人留学生ソン(ペ・ドゥナ)をボーカルに引き入れ、文化祭でブルーハーツのカバーを演じる。

青春まっただ中!目標に向かってまっしぐらの少女たちの恋と友情の感動さわやか学園ドラマ・・・じゃなかった。

リンダ リンダ リンダ 感想

韓国ドラマではなく、日本映画だが、ペ・ドゥナが主演だということで見た。

自分はブルーハーツに特別な思い入れがある世代。

バンドを結成した女子高生の物語ということで、青春ドラマの王道を行ってくれるだろう、まあ普通にいってハズレはないだろう、と予測したのが間違いだった。

びっくりするほど、つまらなかった。。

何の葛藤も登場人物の成長もなく、物語の起伏も一瞬の感動もない。
全員がぼそぼそと何を言ってるかわからないセリフまわし。出演女優は若手といえど実力揃い、あえてセリフ聞かせる気がないのか?

登場人物の背景も性格も何も説明なし、淡々とビデオを回しているだけのようで全く感情移入できん。一体何日間文化祭をやってんねんと。

知らない人の撮りっぱなしビデオを見せられている感じ、ドキュメンタリータッチを演出したのだろうか?そのわりには演技がわざとらしい。それを含めて計算か?

何が伝えたいのかもわからない。高校生が自主制作した風?
いや、素人がただビデオ回してもここまでつまらなくならないのではないか。

唯一、見れたのはソンちゃんこと韓国人留学生役、ペ・ドゥナの、”ガイジン特有”の言動の面白さだけ。
これがなかったら、、、もう、

とはいえ、物語にペ・ドゥナをわざわざもってきた必然性もわからない。特に日韓の友情というテーマでもない。

異文化とか習慣の違いを乗り越えるわけでもなく、、ただ外国人ペ・ドゥナの面白い反応を観察しただけ。

ペ・ドウナの演じ方。素なのか演技力なのか。

韓国版ドラゴン桜のときは、言語はもちろん韓国語で、多少の習慣は違いはあっても、日本人が見て違和感なく自然な”人間”であったのに、日本映画の中ではおもしろ外人。

自分の知り合いの韓国人(ネイティブ)が来日した時にも言動が似ているし、なんか、不思議、外国に行くと普通の人が変な人になるわけだ。
それだけは、興味深かった。

人におすすめするとしたら、1:02:10くらいの松山ケンイチとペ・ドゥナの絡みだけは見ておいてもいいかもと思う。
もうそんだけ。

ラモーンズもピエール瀧も出演した意味がない。コネの力?

ブルーハーツの曲自体もストーリーに関連生がないし。ライブでなんの必然性もないのにいきなり盛り上がるのも不思議。

自分ら世代のオッサンオバサンホイホイの効果だけはあったかもしれない。

この監督はこういう映画ばっかりだそうだけど、これで商売成り立ってるのがすごい。企画会社によっぽど営業力あるのね。そこに感心した。

かなり今まで生きてきて見てきた中でも最悪レベルのつまらない映画だったが、アマゾンとかのレビューを見ると、これでも★5つけてる人がいるから、価値観っていろいろなのねと思った。

他の方の価値観を否定するものではありません。

リンダ リンダ リンダ 映画情報

公開年:2005年
上映時間:114分
監督:山下敦弘

リンダ リンダ リンダ キャスト

ペ・ドゥナ