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韓国映画『ファン・ジニ 映画版』感想 – ドラマ版と比べてみて

2.5
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ファン・ジニ 映画版 あらすじ

両班(貴族)の娘ファン・ジニ(ソン・ヘギョ) は、自らの出生の秘密を知り、信頼する使用人ノミ(ユ・ジテ)とともに家を出て芸妓、妓生 (キーセン) の道を選ぶことを決意する。

実在した伝説の妓生の物語。

ファン・ジニ 映画版 感想

ドラマ版と両方見てこそ面白い。

まず史実をもとに、わからないところを補って脚本がつくられたということだが、ドラマ版ファン・ジニとは全く設定が違っていたのがびっくり。

ドラマ版のウノ(チャン・グンソク)の葬儀での、門前の涙の別れのシーンが、単なる脇役ストーカー?の自殺になっていたりとか。

描かれているジニは、自分はこの映画版のほうが好きだ。凛としていて、ノミへの気持ちも自然に理解ができた。ドラマ版のほうはかなりイライラしたものだ。

秋の童話のイライラウジウジヒロイン、ソン・ヘギョが、凛々しく意志の強いジニを好演。

残念な点は、師匠が全くでてこないところ。師匠&ライバル対決はドラマ版がだんぜん面白かった。

しかし、ばあやのユン・ヨジョン(19の純情、ユヌ母)が最高だった!泣かされた~。

メヒャンの名前も映画版にはでてきたが、全く脇役。ただわざわざ名前を出すのは、この名前が現存資料に残されているのかもしれない。

またドラマでジニの友達だったケトン(犬の糞)は、映画では男だった。これも名前だけが史実に痕跡があったのかな。

ハマるのは、ドラマ版、そしてドラマ版をみてから、いろいろ比較してこの映画をみるとかなり面白い。

舞台で同じロケ地と思われるところがぼつぼつとでてきて、マニア?にはたまらない。

そしてなにより、この映画の主役はジニではなく、ユ・ジテ演じるノミじゃないのかなと思う。
あまりジニのキーセンなシーンもないし、踊りや芸もそんなにしっかりと描かれてはいなかった。

8割はユ・ジテのPVでは・・・

自分はオールドボーイ見てから、ユ・ジテ様どっぷり好きだからいいけどね。

ファン・ジニ 映画版 映画情報

公開年:2007年
上映時間:141分
原題:황진이(ファンジニ)
監督:チャン・ユニョン

ファン・ジニ 映画版 キャスト

ソン・へギョ:ファン・ジニ(黄真伊)、ミョンウォル(明月)
ユ・ジテ:ノミ
リュ・スンニョン:キム・ヒヨル、松島留守
ユン・ヨジョン:ヒョドク、チニの婆や
オ・テギョン:ケットンイ、ノミの甥
チョン・ユミ:イグム、チニの小間使い
イェ・スジョン:チニの母
チョ・スンヨン:ピョッケス
キム・ウンス:花潭、ソ・ギョンドク
キム・ブソン:チャンドク
ソン・ミンジ:メヒャン
キム・ユジョン:幼いチニ
イ・ヒョヌ:幼いノミ
ユ・ヨンス:吏房
ミン・ボッキ:戸長
チャン・ウォニョン:吏属
イ・ウジン:スギョ
イ・サンホン:ノミの部下
キム・ヒョンジョン:キム令監 演奏妓生
クォン・テウォン:キム令監