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韓国映画『権力に告ぐ』感想

3.5
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権力に告ぐ(字幕版)

韓国で実際に起こった金融スキャンダルをもとに描かれたフィクションということだ。

原題はブラックマネー、それでもよかったのになぜ権力に告ぐにしたのかな?

主演は最近一番よく見てるんじゃないかな、チョ・ジヌン。

今回の映画の内容は経済事件なので地味になりがちなのだが、チョ・ジヌンの少しコミカルな雰囲気で少しエンタメっぽさも出している。

そして妖しい才女、元ミスコリアのイ・ハニもぴったりのキャスティング。この方は初めて見たときはドラマ『パートナー』で、美人というかメギツネみたいな印象だったが(いい意味で)、最近はコミカルな役も演じていたりしてとても気に入っている。

自分は経済にとても疎いので、事件を把握するのが少し難しかった。ただ細かいことがわからなくても、権力者というか金持ちたちがとことんまでズルく、そして絶対に捕まらないことへの憤りは十分感じる。

イ・ソンミンも出てきておっとなったが、特別出演のチョイ役だった。
イ・ギョンヨンはいつものイギョンヨンだった(笑)

最後は少しスカっとはするが、現実はツライ、映画の内容は悪くなかったけれど、★4とまではいかなかったかな。映画ではなく現実にモヤモヤ、イライラが残る作品だった。

でも日本では政治家や高官を名指し(本名じゃなくとも役職)で批判する映画って最近見ていないな。(新聞記者もいまいちだった)なかなか権力批判はスポンサーが集まらないんだろうな。。