チョン・ウソンが弁護士で、子役から順調に成長をとげているキム・ヒャンギが、自閉症の証人という設定。
あーこれ、もしかして『トガニ』みたいな胸糞の悪い(トガニはとてもいい映画だが、心にずっと重くのしかかるという意味)やつかな?
精神的に準備が必要かな?と思ってみるのを先延ばしにしきた。
実際見てみたら、ほのぼの系。最後はすかっとする。
安心して誰でも見ていい系の法廷モノだった。
自閉症というが、映画『レインマン』に出てきたいわゆるサヴァン症候群。
コミュニケーションは子供のようだが、記憶力や解析力にすぐれている。
チョン・ウソンが彼女の心を開くために苦心する姿がほえましい。
法廷モノでありがちな検事とのやりとりもギスギスしていなくて暖かい。
まぁ普通チョン・ウソンが家に尋ねてきたらとりあえずお母さん方は快く対応しそうだけど笑
お話ももそんなに複雑ではない、二時間ドラマレベルではあるがが、先が読めてしまうような単純さでもないし、韓国俳優陣の演技も堪能できるので、全編退屈せず楽しく鑑賞できた。
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