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韓国映画『BLEAK NIGHT 番人』感想

3.5
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BLEAK NIGHT 番人 あらすじ

突然死んだ男子高校生。その父は死んだ息子の親友たちを訪ね、死の真相を探り始めた。

BLEAK NIGHT 番人 感想

「何の映画?」と問われたら、ひとことで言えば『いじめと自殺』の話だ。
ただ、そのキーワードで想像するあらすじとはたいぶ視点が異なる。

誰がどの立場かのネタバレは避けておく。

2010年の映画ということで、この記事を書いている今から11年前の作品。
主演の男子高校生役3人が、今や主演級の活躍をしているということで、演技は折り紙付きだ。

最初とにかく暗いトーンで始まって、ああこれは今の心理状態で見たくないやつかなと思ったが
俳優たちの演技と、情感あふれたフィルムワーク、そして時間と立場が交錯する描き方に、迷い込むように物語に引き込まれていった。

極端なケースではあるものの、誰もが高校時代の不安定な時期を思い出し、登場人物のだれかに感情移入せずにはいられないのではないだろうか?

また親の立場として、子供時代の写真を眺めるシーンは特に胸にささるものがあった。

タイトルが韓国語の意味で『番人、見張り』なのだが、誰が番人なのだろう?父親?
放題のBREAK NIGHTに至ってはよくわからない笑

明るい話ではないけれど、掘り出し物の作品
Watcha独占なので、無料体験をするならぜひ見てほしい一作。

BLEAK NIGHT 番人 映画情報

公開年:2010年
上映時間:117分
監督:ユン・ソンヒョン
原題:파수꾼(番人、見張り)

BLEAK NIGHT 番人 キャスト

イ・ジェフン:ギテ
ソ・ジュニョン:ドンユン
パク・ジョンミン:ペク・ヒジュン
チョ・ソンハ:ギテの父
イ・チョヒ:セジョン