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韓国映画『チャーミング・ガール』感想 – 静かだけどどこかハラハラする緊張感、意外とおすすめ

3.5
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チャーミング・ガール [DVD]

チャーミング・ガール あらすじ

単調な日常を送っている郵便局の女性職員チョンヘ。彼女の狭い家には、誰も訪ねてこない。

チョンヘは母の死によって、心に深い傷があった。

そんなある日、以前から郵便局に通っている作家の男に思い切って声をかけた。「私の家に来て夕食を食べませんか?」

チャーミング・ガール 感想

レンタル落ちDVDを入手。

カテゴリ上、ラブストーリー&サスペンスに分類したが、どんなジャンルにしていいのか迷う作品だ。

とにかく淡々としたチョンヘの日常を丁寧に見せつけられる。

物語は事件があって急展開するわけではない、ただ、チョンヘの過去に何があったか、平凡そうに見える日常の底に隠されていたものが露わになる。

ひりひりとする緊張感、自分も何か身につまされるような感じだ。

ファン・ジョンミン目当てで見たが、ファン・ジョンミンの出番はほんの少しだけ。ただ、重要な位置づけではある。

軟弱な感じのパク・ソンウンも見れてちょっと得した気分。

このイ・ユンギ監督は『愛してる、愛してない』や『男と女』など、独特の雰囲気の愛をテーマにした映画を撮るのが特徴のようだ。

好き嫌い分かれるかもしれないが嫌いではない。
ただ、ちょっと猫の扱いが残念ではある。

配信には出てこないようだが、見れる機会があるようならおすすめ。

チャーミング・ガール 映画情報

公開年:2005年
上映時間:98分
原題:여자,정혜(女、チョンヘ)
監督:イ・ユンギ

チャーミング・ガール キャスト

キム・ジス:チョンヘ、郵便局員
ファン・ジョンミン:作家男
キム・ヘオク:チョンヘの母
イ・デヨン:叔母の夫
パク・ソンウン:前夫
キム・コッピ:少女チョンヘ