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韓国映画『悪魔は闇に蠢く』感想 – 韓国サスペンスなのにおすすめじゃない珍しい作品

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悪魔は闇に蠢くあらすじ

ソウルでは、何の痕跡も残さず10人余りが消息を絶つという連続失踪事件が発生していた。

警察の捜査も空しく、犯人の手掛かりはなかなか掴めない。

付近に住むヨンソ(チョン・ユミ)は、耳の不自由な妹・スジョン(キム・セロン)に外出しないよう注意をするが、ヨンソの帰りを待ちきれず、スジョンは出かけてしまう…。

悪魔は闇に蠢く感想

韓国映画サスペンスで久々の駄作を見た

原題はマンホール
出だしのホラーサスペンス風の期待感は高まった。
今めちゃめちゃにグロいのを見たい気分なんだよね。

最初の失踪についてはまだわかる。

しかし姉妹の行動については共感をそがれる。

まず、キムセロン演じるスジョン。
「出歩くな」というのに
「もう出ちゃった♪」とのんきなもの。
自業自得だろうと。

そしていかにも治安が悪そうな路地に入っていく。
なんでやねん。

そして警察無能パターン
韓国の警察が無能な映画はもう見まくってきているが、それなりに納得できる根拠があった。
この映画については、無能に関してまったく同情の余地がない。
死体が出てきても「犯人は?冗談だろ?切るぞ」という警察。
10人も失踪してる町の警察としてありえなさすぎることの連発。

そして誰が主役なのか軸がはっきりしない。
ソンイの父親がキーの割には活躍しない。

そしてなにより犯人のチョン・ギョンホ。
動機が全くはっきりしない、まあ無いなら無いで良いのだが、気分が乗れない。
そして全く怖くないのだ。

チョンギョンホについては好きな俳優でもないのだが
アイドル系の甘いマスクで、マンホール内で大人しく従ってればよろしくやって行けそうな雰囲気があるのだ。

マンホール内の不気味な雰囲気は良い感じに取れているのだが、絵面に怖さがない。
そして構造がどうなっているのか?あんなに逃げ回ってるのに犯人の前に来ちゃうの?とか
そういうことが気になって集中できない。

この映画が全く不気味に思えないのは
もしかしたらコンジアムの怖さ描写を知ってしまったからなのか?

完全にコンジアム前と後になってしまった

最後の脱出クライマックスも、「お別れを行ってくる」とかばかじゃないの?とイライラしっぱなし。
最後囚われの男の子が押さえてるのも意味不明だし、振り払えないのも意味不明
あの距離で火を付けたら全員火だるまにならないか?とか

思わせぶりな終わり方も謎を残してるのドヤという感じで奥深い意味も感じられず不快感のみ。
つまんなかったー。

悪魔は闇に蠢く 映画情報

公開年:2014年
上映時間:100分
原題:맨홀(マンホール)
監督:シン・ジェヨン

悪魔は闇に蠢く キャスト

チョン・ギョンホ:地下の男、スチョル
チョン・ユミ:ヨンソ、姉
キム・セロン:スジョン、妹
チェ・ドンムン:チョンホ、ソンイの父、タクシー運転手、元刑事
チョ・ダルファン:ピルギュ、刑事
イ・ヨンユ:キム・ソンイ、女子高生
ソン・ユビン:マンホールの子供
キム・グテク:チェ警長

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