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韓国ドラマ『ドラゴン桜〈韓国版〉』勉強の神 – 日本版ドラマとの比較で見てみると面白い

3.5
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ドラゴン桜〈韓国版〉あらすじ

日本の漫画『ドラゴン桜』の韓国版だが、漫画ではなく日本版ドラマのリメイク。私立に売却寸前のダメ高校、業務整理のために呼ばれたカン弁護士(キム・スロ)が女理事長(オ・ユナ)の意に反し、学校を維持するため特進クラスを設立、ハン先生(ペ・ドゥナ)とともにダメ生徒たち(コ・アソン、ユ・スンホ、T-araジヨン、イ・チャノ)を韓国一の天下大学に入学させることを約束するが、、、

ドラゴン桜〈韓国版〉感想

自分は漫画のドラゴン桜のほうが大好きなのだが、漫画には忠実にではなく、日本版ドラマのリメイクであるため、漫画本来の意味合い(毒づいた部分)が少々薄まってしまっているのが少々残念。

ただオリジナルのエピソードも多く、韓国の文化を反映していて面白い。
特に、恋愛よりも、親子や祖母との愛憎のほうを重点に描かれていることが興味深い。また、貧富の差が日本より甚だしいことを実感させられる。

主人公が原作の桜木弁護士のイメージとかなり違うが、キム・スロは個人的に好みなのでこれはむしろこっちでよい。

ヒロインのコ・アソンちゃんも日本ドラマの長澤まさみとはだいぶイメージが違い、亀田大毅?と当初思ったものだが、グエムルでもみせたさすがの演技力でどんどんかわいく見えてくるから不思議だ。

ケンカのシーンではユ・スンホの華麗な回転回し蹴りも堪能できる、韓国俳優はテコンドーのバックグラウンドがある場合が多いのか、蹴りが綺麗だ。
またカメオ出演のT-ara不良グループには笑わせてもらった。

先生たちが実力派個性俳優で固めていてとても印象的。
数学教師は重鎮俳優のピョン・ヒボンの貫禄、英語教師アンソニー・ヤンはドリームハイで校長を演じたイ・ビョンジュンのコミカルな演技といい声(笑)

とくにオリジナルキャラのマリ理事長と、国語のセクシーナ女教師(イム・ジウン)は非常に良かった。

日本のドラマでも同様のストレスを感じたが、生徒たちがあまりにもいうことを聞かずイライラしどおし。10話くらいでようやく落ち着いてくる。

話のあらすじはわかっていても、最後まで誰が合格するのかわからないので自分は結構楽しめた。
ドラマとしては日本版より韓国版のほうが時間も長い分しっかりと作りこまれ、登場人物への感情移入の度合いは高かった。

もう少し、カン弁護士をめぐる大人の恋愛要素もあってもよかったかも?

勉強の豆知識はなかなか役に立つ。日本とは違う韓国の受験スタイルもわかってなかなか興味深い。マークシートは油性ペン?を使い、間違えたらまるごと紙を交換するのには驚いた。

毎回エンドロールが流れた後に勉強のコツがでてくるので最後まで見るべし。

ドラゴン桜〈韓国版〉情報

公開年:2010年
話数:全16話
原題:공부의 신(勉強の神)

ドラゴン桜〈韓国版〉キャスト

キム・スロ:カン・ソクホ、桜木弁護士
ペ・ドゥナ:ハン・スジョン、英語教師
オ・ユナ:チャン・マリ、理事長
ユ・スンホ:ファン・ベクヒョン、特進クラス生徒
コ・アソン:キム・プリプ、特進クラス生徒
イ・ヒョヌ:ホン・チャンドゥ、特進クラス生徒
ジヨン(T-ARA):ナ・ヒョンジョン、特進クラス生徒
イ・チャノ:オ・ボング、特進クラス生徒
ピョン・ヒボン:チャ・キボン、数学教師
イ・ビョンジュン:アンソニー・ヤン、英語教師
イム・ジウン:イ・ウニュ、国語教師
パク・フィスン:サ・ドチョル、体育教師
キム・ヨンオク:イ・ブニ、ベクヒョンの祖母
キム・ハギュン:オ・ダルシク、ボングの父
ク・ヘリョン:ファン・クムジュ、ボングの母