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韓国映画『王宮の夜鬼』感想

4.0
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王宮の夜鬼(字幕版) 

豪華で美麗な朝鮮王朝ゾンビ映画

ヒョンビン王子と、悪のチャン・ドンゴン主演
多くの韓流ファンにとってこのキャスティングだけで見る価値を見出せる。

とにかくヒョンビンがかっこいい。イケメンがあまり好きではない自分もうなるほど。(イケメンが嫌いというわけではなく、顔が美しいだけで★5評価するわけにはいかないということ)

現代劇のヒョンビンよりこちらのほうがかっこいいかもしれない。

そしてチャン・ドンゴンの抑えた演技から、ゲームのボスキャラのように覚醒したあとの暴れっぷりも最高。

ゾンビ映画はどちらかというと苦手で、あまり見てきていない自分。(見たのはバイオハザードと世界ゾンビ紀行くらい(笑))
それでも新感染でその面白さに目覚めた。

Netflixのドラマ『キングダム』もかなり楽しめた。

そしてこの『王宮の夜鬼』もキングダムと似たようでまた違ったテイスト。比べてみるのも楽しいと思う。とにかく宮廷や衣装が豪華。

だいたい予想できるあらすじではあるが、ちょっと他の時代劇では見たことがない展開も味わえる。

全般ずっと緊張感につつまれるのだが、チョン・マンシクのユーモラスなキャラが癒し。

若干、CGっぽい感じは否めないが、宮殿を舞台にしたバトルは本当にロールプレイングゲームの最終ステージのよう。

そんなに怖くないし、難しいこと考えず、ゾンビ映画&韓国時代劇の入門としても、どなたにもおすすめできる作品だと、自分は思う。