奇皇后 あらすじ
14世紀、高麗は大国”元”の属国扱いだった。元への貢女として連行されたキ・ヤンは、高麗の皇太子だったワン・ユに逃がされるが、逃走中に母を殺されてしまう。
13年後、身を隠すため男として成長したヤン(ハ・ジウォン)は、スンニャンと名乗り、高麗の王となったワン・ユ(チュ・ジンモ)と再び出会う。
そんな中、スンニャンは元を追われて逃げてきた皇太子タファン(チ・チャンウク)の護衛をする羽目になる。
ワン・ユとタファン、二人の男との三角関係に揺れながら、数奇な運命はヤンを元の皇后へと導いていく。
奇皇后 感想
実際に居た高麗出身の元の皇后を題材にしたドラマ。有名人気作品なのでおさえておこうとして見たが、正解だった。面白かった。
キャラクターに愛着がわき、終わるのが寂しく感じるドラマも久しぶりだ(最近は、長い早よ追われと思うドラマが多かった・・・)
レビューを見ると、前半が面白く、後半が少々失速という感想がよく見られたが、自分は後半の方が面白かった。
前半はコメディタッチというか、ややしょうもない描写があり、このドラマ本当に名作なのか?と心配になった。
後半は物語がぐっと引き締まり、毎回次回が楽しみだった。
登場人物も魅力的。自分は主人公3人よりも、脇役や悪役たちに魅力を感じた。
好みなのは、パク・プルファを演じたチェ・ムソン。
パン内官のイ・ムンシク
コルタのチョ・ジェユン
ペガンのキム・ヨンホ
悪女のタナシルリ、ペク・ジニや、福寿草で笑えるほど悪の限りを尽くしたユン・アジョンもよかった。
もちろん、人気のタルタル、キム・ジハンは初めて知ったがやはり良かった。
終始タファンにイライラしたが、チ・チャンウクの演技がそれだけ凄かったのだと思う。
毎回、スンニャンの驚いた顔で終わるシーンが面白いし。
やっぱり韓国時代劇の名作は何も考えずに没入することができて本当に良い。
時間がある人ならだれにでもおすすめだ。
歴史を下調べするともっと楽しめる反面、結末がわかるのは切ない。
これと同じような作品をまた見てみたい、
奇皇后 ドラマ情報
放映年;2013年
話数:60分51話
原題:기황후(奇皇后)
奇皇后 キャスト
ハ・ジウォン:スンニャン(キ・ヤン)、高麗の女
チュ・ジンモ(1975年生):ワン・ユ、高麗の世子→王
チ・チャンウク:タファン、元の皇太子→皇帝
ペク・ジニ:タナシルリ、ヨンチョルの娘、タファンの正室
キム・ソヒョン:元の皇太后、タファンの叔母
チョン・グクファン:ヨンチョル、元の丞相
キム・ジョンヒョン:タンギセ、ヨンチョルの長男
チャ・ドジン:タプジャヘ、ヨンチョルの次男
キム・ヨンホ:ペガン、元の将軍
キム・ジハン:タルタル、ペガンの甥
キム・ミョングク:チャン・スニョン、皇太后の内官
イ・ジェヨン:ワン・ゴ、ワン・ユの叔父
イ・ムンシク:パン・シヌ、ワン・ユの内官
クォン・オジュン:チェ・ムソン、ワン・ユの武官
ユン・ヨンヒョン:チョンバギ、ワン・ユの武官、元ならず者
キム・ヒョンボム:チョチャム 高麗の武官、ワン・ゴの手下
キム・ミョンス:キ・ジャオ、スンニャンの父、巡軍万戸府の長官
チョン・ウンイン:ヨム・ビョンス、キ・ジャオの部下
チェ・ムソン:パク・ブルファ、キ・ジャオの部下
チョ・ジェユン:コルタ、タファンの内官
イ・ウォンジョン:元の内官、高麗出身
ユン・アジョン:ヨンファ、高麗出身の雑用係
イ・ジヒョン:ホンダン、高麗出身の雑用係
ハン・ヘリン:パク・オジン、タファンの側室、高麗出身
ユ・イニョン:パトル、ヨンビス、チュルクの将軍
ソ・イヌ:スリ、ヨンビスの部下
オ・グァンノク:フクス、メバク商団の商人
クォン・テウォン:ワン・ユの父、高麗の王
シン・スンファン:ケポ、タファンの内官
ソ・イスク:ソ尚宮、タナシルリの尚宮
イ・ウンギョン:ノ尚宮、気がふれた尚宮
イム・ジュウン:バヤンフト、ペガンの姪
ペ・ゴヌ:パルラチョプ、タファンの又従妹
ヨム・ドンホン:チェ・グク、高麗の官僚
キム・ホンス:キム・ヨンガン、高麗の官僚
コ・ジンミョン:パク・ハッキ、高麗の官僚
ソン・ギョンチョル:マクセン、高麗村の村長
ソ・グァンジェ:タナシルリの主治医
キム・ジンソン:マハ(ピョル)、タナシルリ(ヤン)の息子
キム・ジヌ:アユルシリダラ、ヤンの息子
イ・ジョンソン:キム・スンジョ、高麗の臣、元と内通
キム・イェリョン:オクプン、スンニャンの母
チョン・ジソ:スンニャンの少女時代
アン・ドギュ:ワン・ユの少年時代