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韓国映画『よく知りもしないくせに』感想

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よく知りもしないくせに

よく知りもしないくせに あらすじ

映画祭に審査員として招かれた映画監督・ギョンナム(キム・テウ)は、コーディネーターの女性が気になっていた。

そんななか、旧友のサンヨンと再会した彼は、サンヨンの家で彼の妻と飲み明かす。二日酔いのままホテルで目覚めると、サンヨンからメッセージが届き…。

よく知りもしないくせに 感想

キム・テウが主演。やっぱり映画監督。
オム・ジウォンの話し方好きだなあ。

ホンサンス定番のぐだぐだ飲み会と急に態度が変わる人たち。
近いと言って40分もかかる家のいやな感じ。

他の映画と比べてかなり劇的なシーンもある。
尺取り虫ズーム笑う。

他のホンサンス作品のように、同じような場面が何度も出てきて差異を楽しむものと違い、この映画はかなりいろいろなイベントが出てくる。

「理解不能な映画を作る理由は?」
監督自身の答えを語る場面もある、

常識に従えば、決まりきった結果しか出ない。
過程が間違っていたら、いくら頑張ってもダメだ。
つまり芸術において常套的なものは最も悪いものだ。
芸術の唯一の存在理由は、新しい世界の存在を明かすことだ
白紙の状態で飛び込むんだ。

映画は芸術なのか、商品なのか?考えさせられる。

ホンサンス映画は邦題が変に恋愛もののように変更される場合が多いが、この映画「よく知りもしないくせに」はほぼ直訳で映画内のセリフにもよく出てくる一貫したテーマ。

修羅場が多く、チェイサー出演後のハ・ジョンウが鎌もって登場するなど出演者も豪華だが、なんだか長い気がして途中で一度寝てしまった。

ホン・サンスが合う人向け。自分は好き。

韓国ではこの映画でホンサンス作品が見やすくなったという声が多かったようだ。

よく知りもしないくせに 映画情報

公開年:2008年
上映時間:128分
原題:잘 알지도 못하면서(よく知りもしないで)
監督:ホン・サンス

よく知りもしないくせに キャスト

キム・テウ:ク・ギョンナム、映画監督 
オム・ジウォン:コン・ヒョニ、映画祭プログラマー 
コン・ヒョンジン:プ・サンヨン、キョンナムの旧友
チョン・ユミ:ユ・シン、サンヨンの妻
ソ・ヨンファ:オ・ジンスク、審査委員、ギョンナム憧れの女優
ウン・ジュヒ:オ・ジョンヒ、ポルノ女優
イェ・スジョン:ジョンヒの母
ムン・ソリ:電話の声
コ・ヒョンジョン:コ・スン、ギョンナムの元恋人
ムン・チャンギル:ヤン・チョンス、老画家、ヤン チョンス キョンナムの先輩
ユ・ジュンサン:コ局長、ギョンナムの先輩
ハ・ジョンウ:チャンホ、老画家の後輩、彫刻家