あらすじ
元音大生で市職員のトゥ・ルミ(イ・ジア)は安易に提案した市のオーケストラ案が採用されてしまい、運営に苦心していた。オーディションを開いてメンバーを集めるが、集まってきたのは音楽に挫折した凡人ばかり。そこへ世界的一流指揮者ながらも人格は最低のカン・マエ(キム・ミョンミン)が赴任してくる。
感想
韓国でカン・マエシンドロームを巻き起こした超話題作!クラシックコンサートに行きたくなる傑作ドラマだ。
実はこのドラマを知ったのは、BIGBANGのパロディから。
そしてテレビ放映バージョンでの視聴のため、カットがはげしく、話は飛びまくったが、面白さは十分感じられた。
このドラマを見る前は、音楽の天才カン・ゴヌをチャン・グンソクが演じているので、彼の主演作品かと思ったが、それよりもとにかくカンマエの強烈なキャラクターが最高だ。
白い巨塔のチャン先生がさらに性格が悪く&コミカルになって生き返った。愛すべき男カン・マエ!
トゥ・ルミ演じるイ・ジアがちょっと美人すぎて、コミカルなルミのキャラクターに合ってないような気がするのが少し残念だったか?
ゴヌを演じるチャン・グンソクは、自分が今まで見たドラマの中では坊主頭で男らしいのこの役が一番かっこいいと思う。
取り巻く脇役も最高!ハラボジ(イ・スンジェ)&ハイドン(ヒョン・ジュニ)のコンビには泣けた。。
また、「ク○の塊」と言われたおばさんチョン・ヒヨンの夫婦もよかった。
ヒヨンを演じたソン・オクスクは「あなた笑って」にも「善徳女王」にも出ていたが、それぞれ全く違うキャラクターを演じわけていてすごい。
反面、「パートナー」「セレブの誕生」でとにかくうるさい役だったパク・チョルミンが、今回も全く同じ鉄板のうるさいキャラで笑わせてもらった。
ストーリー、登場人物、総じて面白い。
大好きなドラマの一つになった。必ず完全版を見なければ!と思う。