韓国映画『殺人の追憶』感想 – 韓国映画を見るならまずはこれから!歴代ベスト級

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殺人の追憶(字幕版)

殺人の追憶 あらすじ

1986年、ソウル近郊の農村で起こった女性の猟奇的殺人事件。

特別捜査本部のトゥマン刑事(ソン・ガンホ)はソウル市警から来たテユン刑事(キム・サンギョン)と手を組んで事件に挑むが、第二、第三の殺人が起こってしまう。

実際に起こった未解決事件をにポン・ジュノ監督が映画化。

※2020年、犯人が判明したが既に時効

殺人の追憶 感想

鳥肌が立った。見終わった後、放心状態。

タイトルやあらすじからだと、よくある刑事サスペンス物と思われそうだが、違う。

すべてが計算され尽くした映画。静と動、明と暗とのコントラスト、成熟していない黎明期の社会の影の部分、素朴な人々、絶妙な音楽、韓国映画の真髄だ。

下手なイケメン映画なんかより、こっちを宣伝してほしい。

暴力的なシーン、あいりえない警察の取り調べ、暗い雰囲気を嫌う人もいるのは確かだと思う。

グロテスクで、痛いシーンもあるが、ただたんにショッキングなシーンを狙っただけの浅いものではない。
自分はそういったシーンは苦手なのだが、それほど抵抗なく見られた。なんというか、嫌悪感が生じない、ぎりぎりの所を計算している。

そして、ところどころに挿入された、笑う所ではないのに、思わず笑ってしまう瞬間、憎めない生身の人間の姿が描かれている。

すっかり自分も映画の中の世界に入り込んでしまう。

どの映画とはいわないが、暴力的なシーンやエロを入れ、フイルターかけて綺麗な風景でも取っていれば国際映画祭にエントリーできるなんて、安易な映画とは違う。本物。

ソン・ガンホ、本当にすごい俳優。俳優は顔じゃないよ。

それにつけても自分のボキャブラリーのなさよ。下手な表現で書けば書くほど、映画の価値が下がってしまいそうだ。

韓国映画がどんなレベルなのか、ぜひ見て判断してほしい。

えっちなシーンがあるので、お茶の間で閲覧不可。

殺人の追憶 映画情報

公開年:2003年
上映時間:132分
原題:살인의 추억(殺人の追憶)
監督:ボン・ジュノ

殺人の追憶 キャスト

ソン・ガンホ:パク・トゥマン、刑事
キム・サンギョン:ソ・テユン、刑事
キム・ルェハ:チョ・ヨング、刑事
ソン・ジェホ:シン・ドンチョル、後任班長
ピョン・ヒボン:ク・ヒボン、先任班長
コ・ソヒ:クォン・グィオク、婦警
リュ・テホ:チョ・ビョンスン、変態
パク・ノシク:ペク・クァンホ、村のバカ
パク・ヘイル:パク・ヒョンギュ、工場労働者
チョン・ミソン:カク・ソリョン、トゥマンの恋人
ソ・ヨンファ:丘の女
チェ・ジョンニュル:グァンホの父
ユ・スンモク:記者

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