第7鉱区 あらすじ
九州と済州島の間に実在する第7鉱区、石油発掘に人生を賭けて取り組むチーム。採掘が成功せず、上からの撤収命令が出ている中、閉鎖された基地内に謎の生物の気配が…。
第7鉱区 予告編
第7鉱区 感想
エイリアンにはなりきれなかったけど、がんばった!
キャストは文句なし。
韓国が誇るアクション美人女優ハ・ジウォンの魅力が存分に発揮されているし、オ・ジホもかっこいい。
アン・ソンギの渋さも光るし、パク・チョルミンやイ・ハヌィのコミカルさもバランスがいい。
現実問題、あんなタンクトップで露出したハ・ジウォンが閉鎖された男くさいい空間にいたら、何か不健全なことになりそうではあるが、まあそこは映画。
アクションシーンは少し切り抜き合成っぽさが気になるところもあるが、無駄だなと思えるシーンもなくてテンポが良い。
昔リバイアサンという映画があったそうで、それに似ていると指摘されてる意見も拝見したが、自分はその映画は見ていない。(リヴァイアサンと言えば自分はホッブスを思い起こす)
ただ、エイリアンであるとか、ジュラシックパークだとか、韓国映画の中でもグエムルなど、なにかいろいろな過去作のオマージュのようなものは感じる。
基本的にシナリオはベタベタの怪獣パニックものを、韓国の制作チームが当時の技量でせいいっぱい頑張ったのはひしひし理解できる。
贅沢を言えばいろいろ批判できるのかもしれないが、こういう作品にも挑戦する韓国映画の姿勢が、自分は大好きなのだ。
ちなみに、最後に実際の場所として出てきた映像は、約束の恋人で出てきたところと同じ場所なのだろうか、あちらはメタンハイドレートだったけれど。
怪物ものではなく、リアルな第7鉱区を描いた映画も見てみたいと思った。
第7鉱区 映画情報
公開年:2011年
原題:7광구(7鉱区)
監督:キム・ジフン
上映時間:112分
第7鉱区 キャスト
ハ・ジウォン:チャ・ヘジュン
オ・ジホ:キム・ドンス
アン・ソンギ:アン・ジョンマン、キャプテン
パク・チョルミン:ト・サング
ソン・セビョク:コ・ジョンユン
パク・チョンハク:ファン・イニョク キャプテン
イ・ハヌィ:チャン・ムニョン 医師