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韓国映画『京城学校 消えた少女たち』感想 – 日帝ロマンなホラー・ファンタジー・サスペンス・アクション、こういうの好きな人にはすごくおすすめ

3.5
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京城学校:消えた少女たち(字幕版)

京城学校 消えた少女たちあらすじ

日帝植民地時代のソウル、京城の山奥の寄宿学校。結核を患うジュラン(パク・ボヨン)は、父親の再婚相手によって入所させられた。

校長(オム・ジウォン)は、上品で優しげだったが、同級生たちからは冷たい視線が注がれていた。そんな中、ヨンドク(パク・ソダム)だけはジュランと仲良くしてくれた。

ある日、ジュランは同級生の異変を目にしてしまう…。

京城学校 消えた少女たち 感想

日帝ロマン(大正ロマン的)なサスペンスホラー。
ネタバレっぽいが魔女みたいな感じ。
それかシリアスなト・ボンスン

制服や設定が素敵で、こういうの昔の花とゆめの漫画で見た。
まずこの映画の監督が、こういう世界観を撮って見たかったんだろうなというのがすごくわかる。
とりあえずそれだけでも見る価値があるかも。

自分としてはおじさんが全く出てこないので少し寂しい。

日帝が運営する学校なので、登場人物の少女たちは、全て日本名で呼ばれるのだが、その名前が現代風でちょっと違和感がある。当時だったらウメとかトメとかタケじゃないかしらん。
それに呼び名が苗字だったり下の名前だったり統一されていない、あえてなのかわからなくてなのか。

また日本人が出ていないので、日本語がおかしい。違和感が没入を阻害する。
日本が絡む映画には日本人の考証が入って欲しいなと思う。もちろん政治的なことはおいておいて。

物語は序盤、ホラー的な展開で、胃がキリキリ痛かったが、超能力が絡み始めてから自分はちょっとさめてしまった。
こういう感じが好きな人にはすごくいいかもしれない。

自分は、なぜ?どうして?その必要が?やっぱ日本語が変。とかそんなことばかり考えてしまったので乗り切れなかった。

でももう一度言うけど世界観はいい。見て損したというわけではない。

みんな同じような女学生の中においてソダムちゃんの存在感はやっぱりすごかった。

京城学校 消えた少女たち 映画情報

公開年:2015年
上映時間:99分
原題:경성학교 사라진 소녀들 (京城学校、消えた少女たち)
監督:イ・ヘヨン

京城学校 消えた少女たち キャスト

パク・ポヨン:チャ・ジュラン、静子
オム・ジウォン:校長、加藤早苗
パク・ソダム:ヨンドク、和恵
コン・イェジ:優花
チュ・ボビ:紀平
パク・セイン:恵口
パク・ソンヨン:生活指導
シム・ヒソプ:健二、体育教師、日本軍
コ・ウォニ:前の静子
パク・チュヒ:チュランの義母