戦場のメロディ あらすじ
朝鮮戦争中の1952年。家族も戦友も失ったハン・サンヨル少尉(イム・シワン)は、失意のまま最前線から釜山に転属した。
そこでは戦争孤児らの世話を任されることになり、児童合唱団を結成してボランティアのジュミ(コ・アソン)とともに歌を教え始める。
やがて戦地での慰問公演が決まるが…。
戦場のメロディ 感想
お涙頂戴といわれようとも見るべき作品。
戦時でも美しさを隠しきれないシワン君。軍隊に入っていた時もさぞかしオーラを放っていたんだろうと推察される。
1945年8月15日の映像から始まる。
日本の占領が終わって、幸せになるはずの朝鮮半島でなんで戦争が起こってしまったんだ。
同じ民族同士で、主義主張が違うだけでリンチのようにして人が殺される。
孤児で結成された合唱団、ゲスな目的で作られたが、本当に兵隊たちの心をいやしたのだろう。
『ソウォン』のイ・レちゃんが、またロリコンの餌食になるかと思ってハラハラした。
鍵爪の男も根は悪い奴じゃなく、戦争がそうさせた。
『たとえぶつかっても、それを和音にしてほしい。衝突を和音に変え、素晴らしい歌にするような意味あるケンカをしてほしい。』
心に残る名言。
本当の終戦を願って、見ておきたい一作。
戦場のメロディ 映画情報
公開年:2015年
上映時間:123分
原題:오빠생각(兄を思う)
監督:イ・ハン
戦場のメロディ キャスト
イム・シワン:ハン・サンヨル、少尉
コ・アソン:パク・ジュミ、ソルリン孤児院院長
チョン・ジュノン:オ・ドング
イ・レ:オ・スニ、トングの妹
イ・ヒジュン:カルゴリ(鉤爪)
イ・ジュニョク(1972年生):チョ・ジュニョク上士
パク・スヨン:パク・チュンギ大佐
ファン・サンギョン:ヨン・チュノ、親日派の息子
キム・ヒャンギ:サンミ、サンヨルの妹