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韓国映画『シークレットミッション』感想 – 結末だけ気に食わない

3.5
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シークレット・ミッション(字幕版)

シークレットミッション あらすじ

北朝鮮の特殊工作員のエリートであるリュファン(キム・スヒョン)は、韓国の貧民街に潜入し、雑貨店を営むスニム(パク・ヘスク)の家で住み込みで働き、頭の足りないふりをじながら、作戦実行司令を待っていた。

そこへ同じく工作員で、のロックミュージシャンを演じるヘラン(パク・ギウン)、高校生に扮するヘジン(イ・ヒョヌ)も送り込まれ、彼らが韓国に溶け込むのを手助けするリュファンであったが、ある日思いがけない作戦命令が三人のもとへ下される。

シークレットミッション 感想

原題は『은밀하게 위대하게(隠密に偉大に)』、それを『シークレットミッション』と名付けるあたりがいかにも日本らしい。
ちなみに英語のタイトルは『Secretly, Greatly』韓国語の原題に忠実だ。

何を演じさせても、キム・スヒョンは鉄板だ。
序盤のバカな青年を演じる姿もはまっているし、スパイ工作員としてのクールな姿もはまっている。

物語は最初コメディのように進行するが、だんだんとシリアスに、重くなっていく。
アクションシーンも見ごたえがある。

惜しむらくは、、いや、それでこそだったのかもしれないが、結末。

陳腐になろうとも、違う結末を望んでしまったのは自分だけではないだろう。
結末が自分の望むどおりだったら★5なのだが・・・

おりしも、南北の対話が進み、平和の兆しが見えてきた今。
もう一度、見てみたい映画で、もう一つのその後を見てみたい、そんな気持ちにさせる映画だ。

見ておいて損はなし、男性も楽しめるだろう。

シークレットミッション 映画情報

公開年:2013年
上映時間:123分
原題:은밀하게 위대하게(隠密に偉大に)
監督:チャン・チョルス

シークレットミッション キャスト

キム・スヒョン:パン・ドング、馬鹿/ウォン・リュファン、 秘密特殊部隊
パク・キウン:リ・ヘラン、歌手志望、秘密特殊部隊
イ・ヒョヌ:リ・ヘジン、高校生、秘密特殊部隊
ソン・ヒョンジュ:キム・テウォン、大佐、秘密特殊部隊 総教官
パク・ヘスク:チョン・スニム、スーパー主人
コ・チャンソク:ソ・サング、郵便局員、北韓スパイ
キム・ソンギュン:ソ・スヒョク、国家情報院 対北チーム長
チャン・グァン:コ・フィスン、大家
シン・ジョングン:理髪店パク氏
チェ・ウシク:ユン・ユジュン、 ユランの弟
オム・テグ:ファン・ジェオ、北朝鮮
チョ・ヨンジン:キム・ヒグァン、脱北者
アン・スホ:郵便配達人
チュ・ヒョン:リ・ムヒョク、北朝鮮 大将、リュファンの父
パク・フィスン:コ老人の息子、コ・ジェソン