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韓国映画『オペレーション・クロマイト』感想 – 朝鮮戦争でのマッカーサーの位置づけを垣間見る、まあまあおすすめ

4.0
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オペレーション・クロマイト(字幕版)

オペレーション・クロマイトあらすじ

1950年、南へと侵攻した北朝鮮はソウルを陥落させ、およそ1カ月で朝鮮半島の大部分を支配下に収めた。事態を重く見た連合国軍最高司令官、ダグラス・マッカーサーは戦局を打開するため、周囲から猛反対を受けながらも仁川への上陸作戦を計画する。

オペレーション・クロマイト 感想

史実との整合性は見方によって表裏があるので問わない。スパイアクションとして優秀。

まず、ソンウンさんがしょっぱなに…。
ジョンジェさんが悪いのかいいもんなのか最初わからない

自分は朝鮮戦争の知識がほとんどないため
背景がよくわからないままだったが、前半のスパイ作戦でいっきにひきこまれた。

ビョンオクさんの眼光鋭い床屋、即首切られそうと思っていたら案の定…。

全体的に特徴のない兵士たちの中で、コメディ枠のパク・チョルミンさんが特にふざけることなく参加
ドラマの感情面を軽めに盛り上げる役をこなしている。

すごいクライマックスがきたと思いきやまだ序盤、この先どうなるのかとハラハラしながら見る。

これ難しいやつだ、歴史知らないと理解できないかもと思ったが、徐々に呑み込めて大丈夫になる。
とにかくアクションがすごい、作戦自体は何を目指しているのかよくわからなかったが

マッカーサー曰く『理想を失った時人ははじめて老いるのだ』
他にもなんだか名言ぽいことを言っている。

マッカーサー礼賛気味だが、韓国でもそうなのだろうか?
マッカーサーは朝鮮に原爆を落とそうとしていたというが…

戦争映画は何が本当なのかわからない

月尾島 パルミド という場所についてはあとで調べておこうと思う。

この映画のテーマは、同族でも主義が違うと殺し合うのか、ということ。

どちら側から見るかで敵と味方は変わってくる

いつも思うのだが、韓国映画やドラマは北をすごく有能に描くんだよね

日本人も主義が違う同士で殺し合うことのないように

分かりやすい死亡フラグ
無駄に豪華な女優(キム・ソナ)など

仁川上陸作戦(オペレーションクロマイト)で一応の成功はしたのだが、
このあとまた中国に攻められて形勢逆転、マッカーサーは解任されるんだよね。

そして『国際市場で逢いましょう』に繋がるわけだ。

悪い北朝鮮ボス、リム・ゲジンを演じたのはイ・ボムス、『ジャイアント』のガンモだったんだ!
気付かなかった!

兵たちのバックグラウンドが最後のエピローグにだけあって
キャラ立ってないから感情移入できなかったのが残念だけど
これは意図してやったものかもしれないね、あとから知ることによって本物の写真が引き立つ。

棟梁ニムと呼んでた主と使用人の関係くらいかな?

CGは少しショボい、絵ってまるわかりなのが少し萎えた。

でも総合的に見て大作。見ごたえあった。
戦争はやめよう。

オペレーション・クロマイト 映画情報

公開年:2016年
上映時間:120分
原題:인천상륙작전(仁川上陸作戦)
監督:イ・ジェハン

オペレーション・クロマイト キャスト

イ・ジョンジェ:チャン・ハクス、海軍諜報部隊大尉
イ・ボムス:リム・ゲジン、仁川地区防御司令官
リーアム・ニーソン:ダグラス・マッカーサー
チン・セヨン:ハン・チェソン、看護師
パク・チョルミン:ナム・ギソン 潜入隊員
チョン・ジュノ:ソ・ジンチョル、KLO部隊仁川地域隊長
キム・ビョンオク:チェ・ソクチュン、理髪師、KLO部隊、チェソンの叔父
キム・ソナ:キム・ファヨン、KLO部隊員
キム・ヨンエ:ナ・ジョンイム、ハクスの母
パク・ソンウン:パク・ナムチョル、平壌 最高司令部