韓国映画好きのための動画見放題はU-NEXT

韓国映画『悪の偶像』感想 – 韓国の警察は携帯から電話しないと取り合ってくれないのか?

3.0
[PR] 本記事内には広告が含まれています。
本ページの作品の配信情報は記事投稿日時点のものです。現在は配信されていない場合もありますので、最新の配信状況は必ず公式サイトにてご確認ください。

悪の偶像(字幕版)

政治家のハン・ソッキュと、政治家の息子にひき逃げされた被害者の親ソル・ギョング。
この二人のせめぎ合いだけで面白くないはずはないのだが・・・

まずは冒頭からぐいぐい引き込まれる。
駐車場のシーンはホラーばりに戦慄した。

そこへ延辺出身のチョン・ウヒが絡んできたところから、面白くはなるのだが
あれあれ?何が焦点なんだっけと視点があっちこっちに飛んでしまう

一つ一つのシーンというかエピソードはものすごく面白いし(「ばぁさん」とか最高)
キャラクターも立っていてとても良いのだが
どうにもまとまりがない

言うにかけて怒られそうだが、自分が口を挟めるなら「テーマは一つに絞ったら?」
なにか盛り込みたいこと全部入れてしまったミックス弁当のような感じが否めない。
伏線というか主役誰だっけ~~??

もしかしたらコクソンみたいな、「何だったんだあれは」と思わせる作戦なのかな。
原題の『偶像』というタイトルで、いろんな立場のいろんな偶像を描きたかったのだとは思うが・・・小生の頭でははぁ?・・という感じだった

あー残念残念もったいない。

最後のミサ曲みたいなので盛り上げて強引に名作の余韻の感じは味わえたかも
おすすめかというと・・・まぁ~うんまぁ・・・SOSO