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韓国映画『哭声 コクソン』感想 – サスペンスホラーの傑作、見た後必ず考察を探したくなる

4.5
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哭声/コクソン (字幕版)

哭声/コクソン あらすじ

何の変哲もない田舎の村、谷城(コクソン)。そこで村人が家族を惨殺する事件が立て続けて発生する。

容疑者は錯乱状態で、いずれも動機はなく、村人たちの中では山中で暮らす謎のよそ者日本人(国村隼)が関わっているのではないかとささやかれはじめる。

捜査にあたる警察官のジョング(クァク・ドウォン)も、数々の異常事態を目撃し、徐々に日本人に疑念を抱いていく。

コクソン 予告

哭声/コクソン 感想

難解だが見ていて見飽きない、見終わってからもいろいろ考察できる映画。

チェイサー』『哀しき獣』などのナ・ホンジン監督作品。

出だしは韓国特有のおどろおどろしいクライムサスペンスかと思いきや、ところどころコメディ要素もあり、結局はホラー?最後は宗教的な終わり方と、ジャンルが特定できない。

見どころはファン・ジョンミンと国村隼の祈祷バトル。これだけずっと見ていたいくらいの楽しさ(笑)

子役の演技もすさまじい。

アシュラで傲慢な検事役をやったクァク・ドウォンが、今度は情けない警官役。それでも必死で子供を守ろうとする姿には共感できる。

自分はキリスト教については少しだけ教育を受けたことがあるが、それにしてもつじつまが合わないこともあり、あれこれ意味を考えるのが面白い。
最後、どうすればよかったのか・・・?

各所のレビューや解説を読んで自分なりに答えをだしてみようとするが出し切れない。

日本人が悪役のように扱われているので反日作品と思われるかもしれないが、実はその逆であると考える。

そんな深いことを考えなくて、表面的に鑑賞しても十分楽しめる傑作。
ただ、ファミリーには向かないので要注意

哭声/コクソン 映画情報

公開年:2016年
上映時間:156分
原題:곡성(哭聲/コクソン)
監督:ナ・ホンジン

哭声/コクソン キャスト

カク・トウォン(カク・ピョンギュ):チョン・ジョング、コクソン(谷城)派出所巡査部長
ファン・ジョンミン:イルグァン(日光)、祈祷師ムーダン
國村 隼:よそ者日本人
チョン・ウヒ:白い服の女、ムミョン
チャン・ソヨン:ジョングの妻
キム・ファニ:ヒョジン、ジョングの娘
ホ・ジン:ジョングの妻の母
キム・ドユン:ヤン・イサム、キリスト教助祭、ソンボクの甥
ソン・ガングク:オ・ソンボク、警察官
パク・ソンヨン:クォン・ミョンジュ、出火した家の首つり自殺した嫁
キル・チャンギュ:パク・チュンベ
チョン・ベス:トッキ、健康院
チェ・グィファ:ピョンギュ、精肉店
キム・ギチョン:派出所長
イ・インチョル:神父
イ・ヨンニョ:酒場ホステスの母
ファン・ソクチョン:鶏売人
イ・ジョンウン:トッキの妻