これを見なくして韓国時代劇は語れない!
韓国を代表するイ・ビョンフン監督の長編史劇。
主演はもちろん韓国を象徴する『酸素のような美女』イ・ヨンエ。
ロマンスの相手は、二枚目からオモシロキャラまで幅広い、チ・ジニ。
54話という大長編なので、少し大変だったが、数か月かけて1話ずつ家族と一緒に視聴。
毎回毎回ハラハラ(イライラ?)と続きが気になるので、長さは全く苦痛にならなかった。
チャングムが子供時代のエピソードは、可哀想すぎて見るのがつらいが、
イ・ビョンフン監督が、NHKのハングル講座でインタビューに答えていたとき
「あまりにも悲しいエピソードがすぎると、視聴者がみるのが辛くなるので、明るいエピソードも間にはさむように注意している」
と語っていた。
その通り、シリアスなエピソードの中に、面白いキャラ(チャングムの育ての両親など)を入れるなどして、絶妙なバランスが保たれていた。
登場キャラクターがそれぞれ感情移入できる。
一緒に見ていた家族(中年男性)は、チェ尚宮(キョン・ミリ)とミン尚宮(キム・ソイ)がお気に入りのよう。
なんといっても、このドラマはチェ尚宮の魅力によるところが大きい。
チャングムがなかなかはっきり言わないのでイライラするのを、ワイワイとみんなでツッコミながら見るのが楽しい。
個人的には、最後の数話は、すこし失速したか?と思わなくもないが、(とくにチェ尚宮ファンだと)
それでも韓国ドラマ史上ベストに入るものには間違いないだろう。
絶対に見ることをおすすめする。