韓国映画『ラブ・コントロール～恋すると死んでしまう彼女ボンスン～』

ラブ・コントロール～恋すると死んでしまう彼女ボンスン～ あらすじ

恋愛感情を生み出すソフトウエアを開発するプログラマー・ジュソン（キュヒョン）。

彼は新入社員で恋愛経験のない女性・ボンスンを好きになり始めていた。

ところが実はボンスンは彼が開発したサイボーグ、ジュソンは若年性のアルツハイマー病によって過去の記憶を失いつつあったのだ…。

ラブ・コントロール～恋すると死んでしまう彼女ボンスン～ 感想

正式なロードショー映画ではなく、21話あったWEBドラマのようだ。
なんか昔のトレンディドラマを彷彿とさせる。インテリアが素敵。風景も綺麗。

こういう軽いドラマはテーマ一つにするとシンプルでわかりやすいのに、
この映画はサイボーグ＆若年性アルツハイマーという2つの大きな設定がある。

ともすると複雑になり過ぎそうなのを、設定の説明をとことん浅くして
恋愛をメイン絡めることによりまあまぁ話に入りやすくなっている。
細かいことはいいっこなし。

本来のドラマの尺のまま短編の連ドラとして見たほうが面白いのかもしれない。

SuperJuniorはいい意味でアイドルらしくないところがとても好きだという前提で言うが、それにしてもキョンヒョンの演技というか表情にほぼ変化がない、無表情すぎる。
性格がそういうキャラクターなのだが、彼のほうがサイボーグみたいに思える。

効果音がコントみたいで映画と思うと耳に障るが、連載マンガ的ドラマとして思えば許容できる。

自分としては物足りないのはおじさんが一人も出ていないこと。

まあハッピーエンドで良いのかな、アイドル映画（ドラマ）に過度な期待は禁物だ。

ラブ・コントロール～恋すると死んでしまう彼女ボンスン～ 映画情報

公開年：2016年
上映時間：133分
原題：사랑하면 죽는 여자 봉순이（愛すると死ぬ女ボンスン）
監督：クォン・スンウク

ラブ・コントロール～恋すると死んでしまう彼女ボンスン～ キャスト

キュヒョン(Super Junior)：キム・ジュソン、チーム長、BS電子先端ITチーム長
ユン・ソヒ：ウ・ボンスン、サイボーグ
チ・イルジュ：ピョン・ジェボム、ジュソンの友人、BSプロジェクト常務
キム・ユミ：チェ・ソヒ、ジュソンの元恋人、BS電子先端ITチーム員
ソン・ファリョン：BS電子先端ITチーム員
ソ・ヒョンソク：BS電子先端ITチーム員