韓国映画『パートタイムスパイ』感想

パートタイムスパイ あらすじ

万年フリーター人のチャン・ヨンシル、ようやくKSA（国家保安局）の仕事にあるつくことができたが、そこでもすぐに整理解雇の候補にされてしまう。
そんなある日KSAの次長が振り込め詐欺の被害にあい、ヨンシルはお金を取り戻せたら解雇しないという約束を取り付ける。

振り込め詐欺の会社に潜入したヨンシル、そこで同じく潜入し捜査にあたっていたナ刑事と出会う。

パートタイムスパイ 感想

お話の軸は面白い。なにをしてもさえないヨンシルが、振り込め詐欺の会社に潜入し、なぜか好成績をあげるという展開で序盤は楽しく見れた。
が、長い。

エピソードがてんこ盛りなのはいいのだが、なんだか視点がバラバラだし、ヨンシルが地味すぎてなかなか魅力を見いだせず、どうしてもナ刑事のほうに主役を食われてしまっているのではないかということもしばしば。

チョ・ジェユンの底意地の悪い次長と、ナムグン・ミンの不気味なイケメン（いい意味で）は最高。

頭を使わないコメディとしてみれば、そんなに悪くないが、もう少しシンプルにして90分くらいでまとめたほうがもっと面白かったかも？と思う。

パートタイムスパイ 映画情報

公開年：2017年
上映時間：117分
監督：キム・ドクス
原題：비정규직 특수요원（非正規的特殊要員）

パートタイムスパイ キャスト

カン・イェウォン：チャン・ヨンシル
ハン・チェア：ナ・ジョンアン、刑事
チョ・ジェユン：パク・クンシク、国家安保局次長
ナムグン・ミン：チェ・ミンソク、エスティックキャピタル社長
キム・ミンギョ：ヤン・ミンギョ、エスティックキャピタル室長
トン・ヒョンベ：チェヨン、刑事、ジョンアンの夫

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