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韓国映画『犯罪の女王』感想 – 韓国ノワールの演出で観る火曜サスペンス劇場、けっこうおすすめ

4.0
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犯罪の女王 (字幕版)

犯罪の女王 あらすじ

美容院を営むミギョンは、ソウルのアパートで検事を目指して勉強中の息子が高額な水道代を請求されていることを知る。溺愛する息子のために真相解明に乗り出すが、必死の捜査も空回り。しかし彼女は、アパートの中で別の事件が起きていることに気付く。

犯罪の女王 感想

韓国映画版火曜サスペンス劇場(いい意味)

タイトルから想像して、主婦が残虐殺戮しまくるドロドロクライムかと思ったら違った。
軽快なコメディも交えたミステリー。
さながら『お節介ママの事件簿』か

韓国の美容院では偽美容注射や違法眉タトゥがあるのは聞いたことがあるが、今でも本当によくあることなのだろうか。
あったとしても受けたくはない。

序盤から伏線が仕込まれている。

余談だが自分は学生時代、風呂のお湯を勢いよく溜めているときに爆睡してしまい、朝まで流しっぱなしにし、
水道局から電話がかかってきた。何万円になったか覚えてはいないがかなり高額になった気がする。

合格湯をすすめる学生としてアン・ジェホンが出てきた。

知ってる俳優は愛のタリオのイ・ソムくらい。
主役のパク・チヨンも、ゲーテ役のチョ・ボンネも、見たことある気はするがはっきり覚えてない。

息子が他人様からすると全然可愛くない俳優なところがいい、可愛いと思えるのは母親だけ。
ゲーテの方がだんぜん可愛い。

ゲーテはチンピラらしくシッパル(シーパ)を連発するのだが
おかず見つけた時のうれしそうなシーパワラタ。

パク・チヨンは同年代かなと思ったら生まれが同年同月だった。

おばさんとチンピラのバディもの
華麗なるリベンジとかが(俳優関係なく)好きな人にいいかも。

試験の結果はエンドロールでわかる?

軽く見れて楽しくておすすめ

犯罪の女王 エピローグの謎

最後、謎の『小公女』のフィルムが出てくるが、
これはこの映画のエピローグではなく、次の映画のティーザ(予告編)らしい。
この『犯罪の女王』もこの映画のプロダクションの前作『足球王』という映画のエンドにでてたそうだ。

犯罪の女王 映画情報

公開年:2015年
上映時間:103分
原題:범죄의 여왕(犯罪の女王)
監督:イ・ヨソプ

犯罪の女王 キャスト

パク・チヨン:ヤン・ミギョン、美容室経営
チョ・ボンネ:チョン・ゲーテ、B101号、統一マンション管理室職員
キム・デヒョン: イ・イクス、404号、ミギョンの息子
イ・ソム:キョン・ジンスク、402号
ホ・ジョンド:カン・ハジュン、403号
ペク・スジャン:オ・ドック、301号
イ・ソンウク:イ・テギル、管理室職員
オ・チャンギョン:パク・セジュ、管理室長
チョン・ミンソン:オ・ミンソン警士
アン・ジェホン:考試生、合格湯のことを教える

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