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韓国映画『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』感想 – 豪華絢爛コリアンエロス時代劇を見たい方にはおすすめ

3.5
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霜花店(サンファジョム) 運命、その愛 あらすじ

高麗末期、恭愍王(チュ・ジンモ)は、元の政治的干渉に悩んでいた。

そんな王に幼い頃から仕えてきた近衛部隊の隊長ホンニム(チョ・インソン)は、王が最も信頼する部下であり、男しか愛せない王の寵愛の対象でもあった。

元は、後継者がいないことを理由に王権を脅かすが、女性を愛することができないため、後継者を授かることができない。

苦肉の策として、王はホンニムに王妃(ソン・ジヒョ)と交わるように命ずる。

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛 感想

濡れ場が詳細過ぎる。見るのがキツくて停止し、全部見るのに4~5日かかった。

チュ・ジンモが演ずる高麗末期の王、恭愍王が、同性愛者だったらという設定。
奇皇后では架空の高麗末期の王ワン・ユを演じたので、パラドックス感覚で興味深く鑑賞。

20代だったチョ・インソンと、王后役のソン・ジヒョがとにかく体当たり演技ですごい。
そんなに、、しなくてもというくらいの熱演。

個人的には最近みた全裸監督よりもだいぶセクシーだと思った。

ホンニムを愛する王、王后と愛し合ってしまうホンニム、嫉妬に狂う王

普通の三角関係でも悲劇的なのだが、絶対君主の王が嫉妬に狂うと国家に血の雨が降る。

絢爛豪華なセットや衣装はさすがの韓国時代劇映画。

正直、中身みたいなのはないのだが、命がけのロマンス史劇として見ごたえはある。

奇皇后でチュ・ジンモのファンになった人はこんなワン・ユを見たくないと思うかもしれないが、
近衛兵には主役もはれるイケメン俳優がまぎれているのでそれを見つけるのもいいかも。

自分はとにかく王が可哀想だと思った。情欲というのは厄介なものだな。

切ない終わりだが、特に後を引くこともないので、エロティックな映画が見たい方にはおすすめ。

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛 映画情報

公開年:2008年
上映時間:133分
原題:쌍화점(霜花店 サンファジョム)
監督:ユ・ハ

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛 キャスト

チョ・インソン:ホンニム、近衛兵
チュ・ジンモ(1975年生):恭愍王、高麗王
ソン・ジヒョ:王后
シム・ジホ:パク・スンギ、近衛兵、副管
イム・ジュファン:ハンベク、近衛兵
ソン・ジュンギ:ノタク、近衛兵
ノ・ミヌ:ミヌ、近衛兵
イ・ジョング:太師
クォン・テウォン:チョ・イルムン、大監
ト・ヨング:キ・ウォノン、大監
コ・インボム:ヨン・ギモク、大監
ヨ・ジング:幼いホンニム
チョ・ジヌン:泰安公、王后の兄