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韓国映画『模倣霊』感想 – あまり怖くないホラー、初心者向けおすすめ、子役が超かわいい

3.0
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模倣霊(字幕版)

模倣霊 あらすじ

ヒョン(ヨム・ジョンア)一家は、人里離れた夫の故郷で、認知症になった姑の介護をすることになった。
ジュニという娘が一人いるが、5年前に長男が行方不明になっている。

引っ越して間もなく、森の中に一人でいる少女を見かける。放っておくことができず自宅に招き入れるが、少女は夫婦の娘と同じジュニという名を名乗り、なぜか娘の声や家族の会話をそっくり真似しはじめた…。

模倣霊 感想(ネタバレあり)

あんまり怖くはないのと、投げっぱなしの設定が多くて消化不良。
韓国映画見過ぎてるからか、こういうの見てもあんまり怖いと思わなくなってきた。

一家が引っ越してきた場所に呪いが、、という映画。
原題は萇山虎(チャンサンボム)といって、虎の妖怪みたいなもの。
劇中で巫女が説明してくれる。

とりあえずヨム・ジョンアが怖い(笑)

子役が可愛いのだけれど、特に森の少女のジュニ(シン・リナ)がかわいい。
国際市場で逢いましょうのドクスの孫などを演じた子だ。

オープニングはショッキングな殺人事件、かなり怖い感じで掴みはOK。
しかし本筋にあんまり関係ないような気が?

いつも通り警察が頼りないのだが、今回は俳優からして一段と頼りなさそうな警察。

「お日様とお月様」の合言葉や、ムーダンにもらった魔除けは、何かの伏線かと思ったらスルー

おばあさんと本当の娘が空気。どうなったとか少しはあってよかったかも。
ほっておかれた娘の将来が心配。
本当の息子が消えた原因というか因果関係は?

結局終盤で女の子も被害者かと思わせておいて一転、悪い父親もやっつけて母をゲット。
母の気持ちもわからなくもないが、生きてる娘がいるのにそれはないと思う。

いつもクセのある役が多いパク・ヒョックォン、今回のいい父親は良かった。
イ・ジュニョク(1972年生)の怪物演技も気持ち悪くてとても良かった。

ただ、どうしてもコクソンの完成度と比べてしまうと、落ちるかな。
まあ、そんなに怖くないホラーとしておすすめかも。

模倣霊 映画情報

公開年;2017年
上映時間:100分
原題:장산범(萇山虎)
監督:ホ・ジョン

模倣霊 キャスト

ヨム・ジョンア:ヒヨン
パク・ヒョックォン:パク・ミノ、ヒヨンの夫
ホ・ジン:スンジャ、ヒヨンの姑、ミノの母
パン・ユソル:パク・ジュニ、ヒヨンの娘
シン・リナ:森に居た女の子、ジュニ
イ・ジュニョク(1972年生):ムーダン、萇山虎
キル・ヘヨン:キム巫女
イ・ユル:キム・ジニョン、刑事
イ・ジュウォン:チェ・ジョンス、殺人犯