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韓国ドラマ『六龍が飛ぶ』感想 – 時代劇ドラマの大傑作超おすすめ

5.0
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六龍が飛ぶ あらすじ

権力者が富を独占していた高麗末期。北部の部族であるイ家の末男イ・バンウォン(ユ・アイン)は武将である父イ・ソンゲ=のちの朝鮮王朝初代王(チョン・ホジン)を『真の男』と尊敬していた。

ところがある日、悪徳高官であるイ・インギョム(チェ・ジョンウォン)に、イ・ソンゲが弱みをにぎられ服従ている姿を目撃し、バンウォンは父に失望してしまう。

そんなバンウォンは、ある日、民を守るために立ち上がったチョン・ドジョン(キム・ミョンミン)の姿を見て、この人こそが『真の男』と憧れを抱くようになる。

数年後バンウォンは、ドジョンが新たな国家の建設を計画していることを知り、自分もそれに加わりたいと強く願う。

貧しい流浪の民であるプニ(シン・セギョン)、や、武士として名を馳せようと村を出てきたムヒュル(ユン・ギュンサン)とも出会い、新たな国造りの壮大なドラマが始まった。

六龍が飛ぶ の感想

・・・これは、、文句なく面白いッ!

50話と長編だが、毎回ハラハラする展開で、ひと時も退屈しない。

根の深い木』の前の物語として、同じスタッフで制作された本作。
根の深い木でイ・バンウォンがどんな王だったかを知っていただけに、この六龍が飛ぶの主人公であるバンウォンがどのように描かれているのか非常に興味深かった。

悲劇的、やりきれないなシーンも多いが、見るのがいやになるほど重苦しいというわけでもなく、時々に挟まれるコメディタッチの描写がほっとさせられた。

バンウォンの性格の変化に注目だ。

敵と味方の立場がころころ逆転するところが絶妙だ。
誰に共感しながら見るのか?意識すると楽しい。
悪の裏側もまた正義なのだ。

プニとバンウォンのもどかしい恋愛関係もいい。
ありきたりなラブコメと違って、現実?はきびしいのだ。

周りを固めるキャラクターすべてが丁寧に描かれていて、とにかく見ごたえがある。
バンウォンの兄弟たち、叔父さんのキャラも良い。

明るい太陽のようなムヒュルと、陰のあるイ・バンジ(ピョン・ヨハン)との対決と友情も主人公以上に引き付けられる部分だ。

バンジはミセンのソンニュル(真ん中分け)とは全然キャラが違ってとにかくカッコイイ。
(自分の家族は、福山雅治に似ていると言っている)

ムヒュルの存在は、このドラマの中で一点の希望を見出させてくれる存在だ。登場人物のなかでは筆者一番のお気に入り。

さらに、終盤出てくるもう一人の宿敵も美しくてこれにも目が離せない。

史実とフィクションが絶妙にあいまった傑作。
これを見た後にもう一度根の深い木を見てしまった。
根の深い木よりも面白い、先に見ておくのもいいかも。

見て良かった、久々の★5.

六龍が飛ぶ ドラマ情報

公開年:2015年
話数:50話
原題:육룡이 나르샤(六龍が飛ぶ)

六龍が飛ぶ キャスト

ユ・アイン:イ・バンウォン、イ・ソンゲの五男、後の朝鮮第3代王・太宗
キム・ミョンミン:チョン・ドジョン(三峰)、イ・バンウォンの師
シン・セギョン:ブニ、チョン・ドジョンの同志
ピョン・ヨハン:イ・バンジ、ブニの兄、チョン・ドジョンの護衛
ユン・ギュンサン:ムヒュル、イ・バンウォンの護衛
チョン・ホジン:イ・ソンゲ、イ・バンウォンの父、朝鮮初代王・太祖
チョン・ユミ:ヨニ、チョン・ドジョンの同志
チン・ソンギュ:ナム・ウン、チョン・ドジョンの同志
イ・ミョンヘン:チョ・ジュン(吁斎:ウジェ)、チョン・ドジョンの同志
イ・チョヒ:カップン、イ・バンジの友人、歌手
パク・ヘス:イ・ジラン、イ・ソンゲの弟分
ミン・ソンウク:チョ・ヨンギュ、イ・バンウォンの腹心
チョ・ヒボン:ハ・リュン(浩亭:ホジョン)、イ・バンウォンの策士
チョン・スンギル:チュンギル、イ・バンウォンの側近
キム・ヒジョン:神徳王后カン氏、イ・ソンゲの第2夫人
コン・スンヨン:ミン・ダギョン、イ・バンウォンの妻、後の元敬王后
イ・スンヒョ:イ・バンウ、イ・ソンゲの長男
ソ・ドンウォン:イ・バングァ、イ・ソンゲの次男
チョン・ユンソク:イ・バンソク、イ・ソンゲの八男
チョ・ヨンジン:ミン・ジェ(漁隠:オウン)、ミン・ダギョンの父、海東甲族
ソ・イスク:ミョサン、ムヒュルの祖母
イ・ジュニョク(1972年生):ホン・デホン、ムヒュルの武術の師
イ・サンフン:プニの仲間
チェ・ジョンウォン:イ・インギョム、高麗最高の権力者
パク・ヒョックォン:キル・テミ、高麗の権力者、高麗一の剣士/キル・ソンミ キル・テミの双子の兄
チョン・ノミン:ホン・インバン、高麗の権力者
キム・ハギュン:ペク・ユン、高麗の権力者
パク・ソンフン:キル・ユ、キル・テミの息子
チョン・グクファン:チェ・ヨン、高麗の将軍
キム・ウィソン:チョン・モンジュ(圃隱:ポウン)
ナム・ムンチョル:イ・ドス、高麗の官僚
チョ・スンヨン:チョ・サンウォン、高麗の官僚
キム・ジョンス:イ・セク(牧隠:モグン)、チョン・ドジョンの師
チェ・テフン:チョ・マルセン、朝鮮の官僚
チョン・ミソン:ヨニャン(カンナン)、ブニの母
アン・ソクファン:六山先生、秘密組織ムミョンの幹部
ユン・ソナ:チョヨン、花事団主
アン・ジヘ:ピウォル、花事団員
ハン・サンジン:チョンリョン(ペク・タロン)、批国寺の住職
イ・ドヨプ:定昌君、高麗最後(第34代)の王
ハン・イェリ:ユルラン(チョク・サグァン)、定昌君の恋人
チョン・ソギョン:OPでチョン・ドジョンにおにぎりを盗まれた旅人
チョ・ヒョンシク:物乞いの大将
キム・イクテ:イ・ソンゲを診た医師
ムン・ジョンウォン:燕王、明の皇帝
ソ・チャノ:燕王の護衛
ナム・ダルム:イ・ド、イ・バンウォンの三男、後の朝鮮第4代王・世宗/イ・バンウォンの少年時代
シン・ソユル:モギャ、ハングルを流布する女官
シン・スンファン:パクポ、ハングルのことを話す役人
キム・ギバン:チョタク、ハングルのことを話す役人
イ・スンジェ:イ・ジャチュン、イ・ソンゲの父
アン・ギルガン:チョ・ソセン、イ・ソンゲの義兄弟
ユン・ユソン:晩年のプニ
イ・レ:ブニの少女時代