韓国映画『美賊イルジメ伝』感想 – ヘンテコだけど結構面白いコミック時代劇、ほどほどにおすすめ

美賊イルジメ伝 あらすじ

時は現代から始まる、強盗の人質を救い、夜の都会に消えて行った男。

場面は変わり、高官と奴婢の母の間に生まれたため、早春の梅の木の下に捨てられた赤ん坊一枝梅（イルジメ）。

物乞いに救われ、清で養子として育てられ幸せに成長するが、出生の秘密を聞き祖国朝鮮に戻る。

しかし、父には息子として認めてもらえなかった。

一人になったイルジメはある女性と出会い、ある事件をきっかけに黒覆面に顔を隠し、義賊となっていく。

美賊イルジメ伝 感想

『太陽を抱く月』の陽明君を演じたチョン・イル主演によるアクション・フュージョン時代劇。

すごく面白い要素満載のはずなのに、なんだかまとまりがなくて雑。
面白くないな、面白くないな～と思いながら、面白く最後まで見た。

明るいシーンと暗いシーンのギャップが激しい。
最後の方のエピソードのたたみかたが唐突すぎる、予算なくなっちゃったのかな？

そして何よりイルジメの女装がすごすぎる。
宴会コンパニオンでこんなの来たらびっくりだ。

匂いを見る少女の刑事、ユン・ジンソ演じる月姫（ダル・ウォルヒ）
今一つ魅力に欠ける気もしたが、終わってみればこの人以外にないと思えるから不思議。

横歩きのパク・チョルミンは気持ち悪すぎた(笑)

一人で見るのではなく、誰かと突っ込みながら見るのがオススメ。
軽くベッドシーン的なものがあるので、家族での視聴はおすすめできない。

美賊イルジメ伝 ドラマ情報

公開年：2009年
話数：24話
原題：돌아온 일지매（帰ってきたイルジメ）

美賊イルジメ伝 キャスト

チョン・イル：一枝梅(イルジメ)、義賊
ユン・ジンソ：月姫(ヨム・ウォルヒ)/ダル(ダルニム)、イルジメの恋人
キム・ミンジョン：ク・ジャミョン、捕盗庁部将、白梅に好意
チョン・ヘヨン：白梅(ペンメ)、イルジメの母、妓生
パク・クニョン：キム・ジャジョム、イルジメの敵
イ・ゲイン：コルチ、乞食、イルジメの命の恩人
オ・ヨンス：ヨルゴン和尚、僧侶、イルジメの名付け親
パク・チョルミン：ワン・フェンボ、清の間者、横歩きの男
メン・サンフン：清のイルジメの養父
イ・ジョンイン：清のイルジメの養母
カン・ナムギル：ペ・ソンダル、儒者、イルジメのファン
イ・ヒョヌ：チャドル、ソンダルの相棒
チョン・スヨン：スリョン、捕盗庁の茶女
チョン・ホジン：ホンタイジ将軍、清の第2代皇帝
カン・シニル：カン・セウク、ダルの養父、長白剣法の師
サンダラ・パク(2NE1)：リエ、倭国の忍者の娘
パク・チャンファン：リエの父、イルジメの忍術の師
ユン・ユソン：ナオコ、リエの母
ソ・チャノ：ブルガサリ(不可殺)
チョ・ムニ：ホ・ナムオ、土地を担保に借金
チェ・セウン：没落した東人派の官僚
チェ・ジョンウ：クォン・ヨンシク、クォン大監、吏曹参判
チョン・ドンファン：チェ・ミョンギル、チェ大監