韓国映画『あいつだ』感想 – サスペンスかファンタジーか中途半端、チュウォンのファン以外はおすすめじゃないかも

あいつだ あらすじ

さびれた漁村で暮らす孤独な兄妹のジャンウ（チュウォン）とウンジ（リュ・ヘヨン）。両親の亡き後、ジャンウは最愛の妹を養うため、製氷工場、洗濯場、ゲーム機レンタル等掛け持ちで必死で働く。

そんなある日、忽然と姿を消した妹ウンジ。必死で探すも3日後、妹はジャンウの仕事場で無残な遺体となって発見される。

そして、ウンジの魂を慰める救魂祭でジャンウは不審な男を発見する。ジャンウは人の死を予知する能力を持つ女シウン（イ・ユヨン）の協力を得て男の行方を追う。

あいつだ 感想

もうひとひねりほしかった。

ユ・ヘジンが出てるからいいに決まってるはずなのに。

殺人事件の謎を解くサスペンスかと思いきや、ホラー要素もあり。
これがどう絡み合って展開していくか・・期待してたが、うーん。。

チュウォンの演技もいい。クールな都会人が似合うのに、今回はかなり太って田舎者らしさをしっかり醸していた。
古びれた漁村の風景と相まって、いい雰囲気である。

家の中の日用品などの雑多な感じもいい。懐かしい感じがする。

ロケ地、セット、カメラワーク、役者、どれもいいのだが・・・

肝心のストーリーがうーん、、

わくわくさせる謎っぽい展開はあったのだが、どうにも必然性やひねりがない。

惹きつけられたことは惹きつけられたのだが、、犯人が、、最後にあっと意外な展開にしてほしかったなぁ。

悪くはない、”悪くはない”というのが全てかな。

あいつだ 映画情報

公開年：2015年
上映時間：108分
原題：그놈이다（あいつだ）
監督：ユン・ジュニョン

あいつだ キャスト

ユ・ヘジン：ソ・ミノ、薬剤師、ミン薬局
チュウォン：ハン・チャンウ
イ・ユヨン：イ・シウン、死が予見できる女
リュ・ヘヨン：ハン・ウンジ、チャンウの妹、高校生
イ・ジュニョク(1972年生)：ミョンギュ、チャンウの親戚
キム・ヨンウン：キム・マンチョル、製氷工場
ソ・ヒョヌ：トゥス
ユン・ダギョン：チャソン
ミン・ソンウク：ヨンハン、金喫茶
キム・ヒョンジョン：通信社 女性店員

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