チェイサーあらすじ
デリヘルを経営する元刑事ジュンホ(キム・ユンソク)の元から、従業員の女たちが相次いで失踪した。
そのころ、世間では猟奇的連続殺人事件が次々と発生していた。
ジュンホは、従業員の女が残した携帯電話の番号から怪しい客の一人ヨンミン(ハ・ジョンウ)に辿り着く。
捕らえられたヨンミンはあっけなく自供するが、証拠不十分で再び街に放たれてしまう。
しかしジュンホだけは、囚われた女の命を救うため、夜の街を猛然と走り続けた。
チェイサー感想
韓国映画ならではの残虐なクライム・サスペンス。とってもグロイ。
15歳以上推奨というが、18禁にすべき。
とにかくグロイ。犯人の殺人の痛みが見てる側にも伝わってくるほどである。
(元)刑事はとにかく暴力的で、犯人はとことん憎らしくて、そして怖い。
全編救いようがなく切ない、精神が健康な時に見ないと危険な映画である。
ただ、韓国の残忍な映画は、辛い料理を食べた後の爽快感のような不思議な味わいがある。
そして映像も抒情的で切なく美しい。
あっという間の2時間映画、眠れない夜に見ると余計に眠れなくなるだろう。
”こういうの”が好きになってしまう最高傑作。
チェイサー 映画情報
公開年:2008年
上映時間:123分
原題:추격자(追撃者)
監督:ナ・ホンジン
チェイサー キャスト
キム・ユンソク:オム・ジュンホ、元刑事、デリヘル社長
ハ・ジョンウ:チ・ヨンミン、連続殺人犯
ソ・ヨンヒ:キム・ミジン、嬢
キム・ユジョン:ウンジ、ミジンの娘
チョン・インギ:イ・ギル刑事
チェ・ジョンウ:ソウル機動捜査隊長
ミン・ギョンジン:班長
チョン・ギソプ:検事
チョン・ドンギュ:ソウル市長