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韓国映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』民主化を勝ち取る市民の戦いをエンタメ性たっぷりに

4.5
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タクシー運転手 ~約束は海を越えて~(字幕版)

タクシー運転手 約束は海を越えて あらすじ

ソウルのタクシー運転手マンソプ(ソン・ガンホ)は「光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて、光州を目指す。

マンソプはサウジに出稼ぎにいって少しだけ英語を話すことができるが、深い意味はわからない。しかし何としても金を受け取るため、検問を切り抜け光州に到着することができた。

そこはでは報道されていない、死者まで出る大規模なデモが繰り広げられていた。

「危険だからソウルに戻ろう」というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシク(リュ・ジュニョル)とファン運転手の助けを借り、撮影を始める。

マンソプは1人で留守番させている11歳の娘が気にかかるが、、

タクシー運転手 約束は海を越えて 感想

1980年代、軍事独裁政権下にあった韓国で激化していく民主化運動の象徴であった光州事件にて、ひとりのドイツ人ジャーナリストと韓国のタクシー運転手の実話をもとにした物語だという。

80年代の車や風景を再現したセットがノスタルジックで、社会派映画でありながらヒューマンドラマの色合いが強い。

なんといってもソン・ガンホの映画にハズレなし。陽気で人のいいタクシー運転手の役柄にぴったりだ。

見どころは、倒れ行く人々をタクシー連合が救い出すシーン、思わず拍手喝采だ。(実話にどのくらい近いのかはわからないが。。。)

脇を固める俳優陣もいい、なんといってもユ・ヘジンが目を引く。
韓国の近現代の歴史を知るにもいい教材かもしれない。

悲しいシーンもあり、結末も切ないが、最後のオマケ映像で「そうだったんだ」と少し明るい気持ちになる。

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見れる機会があればぜひ見ていただきたいおすすめ映画。

タクシー運転手 約束は海を越えて 映画情報

公開年:2017年
上映時間:137分
原題:택시운전사(タクシー運転手)
監督:チャン・フン

タクシー運転手 約束は海を越えて キャスト

ソン・ガンホ:キム・マンソプ、タクシー運転手
Thomas Kretschmann:ユルゲン・ヒンツペーター、ドイツ人記者
ユ・ヘジン:ファン・テスル、タクシー運転手 
リュ・ジュニョル:ク・ジェシク、大学生
パク・ヒョックォン:チェ記者
チェ・グィファ:私服組長
チャ・スンベ:チャ運転手
シン・ダムス:シン運転手
リュ・ソンヒョン:リュ運転手
オム・テグ:検問所 中士
イ・ジョンウン:ファン・テスルの妻
ユ・ウンミ:キム・ウンジョン、マンソプの娘
チョン・ジニョン:イ記者、ソウル
コ・チャンソク:サングの父、タクシー運転手、マンソプの大家
チョン・ヘジン:サングの母
リュ・テホ:光州新聞社 部長
チョン・ソギョン:ソウルカーセンター 社長