ずる賢いバツイチの恋あらすじ
見た目は冴えないが、真面目で頭の良いジョンウ(チュ・サンウク)に、将来の安定性を期待し近づいた食堂の美人娘エラ(イ・ミンジョン)。
計画通り公務員になってくれたジョンウと結婚したエラだったが、結婚後100日になんと夫は仕事を辞めて起業すると言い出す。
それからは苦労の連続、疲れたエラはジョンウに三下り半を突きつけ離婚。
ところが3年後、事業で成功を収め、新進気鋭の財閥の若社長に変身したジョンウと再会するも、冷たくあしらわれる。
貧乏なままのエラは復讐のためにその会社で働くことに。
ずる賢いバツイチの恋の感想
原題は앙큼한 돌싱녀(狡猾な独身女)非常に楽しく見た。
いつも、完璧だが底意地の悪いイケメンの役を好演しているチュ・サンウクだが、今回は登場時から笑わせてくれた。
マッシュルーム頭にメガネ、キョドった姿は、にわかには本人とは信じがたいが、イケメンの影も形もない、いかにもモテない男を演じ切っていた。
そこから成功した社長に変身したその変わり身にはお見事としか言いようがない。
劇中、時折非モテのころの姿が垣間見えるのも爆笑させてもらった。
可愛いが性格が最低の元嫁を演じるイ・ミンジョンもまさにはまり役。
こんな女、、と思いつつも、だんだん事情がわかって共感できてくる、主人公カップルに共感できるドラマは貴重だ。
いっぽう、脇役ライバル役にはいまひとつ共感できない。
かなりわがままな気がするし、なぜそこまで執着するのかも納得いく描写がなかった。
四角関係ライバル、のクク家の姉と弟どちらの結末もしっかり描き切れていない気がした。
関係ないが弟エドワード役のソ・ガンジュンが、綾瀬はるかに激似だと思うのは自分だけだろうか。。
主演二人の演技が光った。
安心して見れる、楽しいて心から笑えるドラマだ。
ライバルマニアの自分にとって、扱いが若干惜しいので星は一つ減らすが、限りなく5に近い。