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ロイヤルファミリー (2011年 全18話)

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あらすじ
若き熱血検事のジフン(チソン)は幼い頃、殺人の容疑をかけられたが、自身で身の潔白を証明した。孤児院にいたジフンを検事になるまで援助していたのは、財閥グループJKの嫁、キム・インスク(ヨム・ジョンア)だった。彼女はジフンにとっては天使だったが、JKの中ではKと呼ばれ冷遇されていた。

感想
いきな様々な展開が繰り広げられて混乱し、どうなることかと思ったが、グイグイひきつけられた。
前半は復讐&ビジネスサクセスストーリーの様態を呈していたが、後半からサスペンス色。
男性でも楽しんで見られるかもしれない。

全体に重い展開なのだが、それほどストレスを感じず、むしろドロドロ劇をとことん楽しんで見ることができた。
終盤は連続再生が止められない予測不可能な怒涛の展開。

登場人物たちもそれぞれが魅力的、悪役もそれぞれの事情を細かく描写してあり、場面ごとに共感できる人物が変わってくる。

少々カルチャーショックだったのは、ほんの30年くらい前でも少女を米兵に売り飛ばすような状況がまだあったのかということ。
韓国の戦後復興は日本より20~30年後にようやく起こってきたということだろうか。

最大の見どころはKことキム夫人(ヨム・ジョンア)の表情使い。か弱い女と見せかけて、復讐にとりかかるときの冷酷さへの変貌がすごい。腹になにがあるのかつかめない。
もとミスコリアのモデル出身というが、演技力はすごいものがあると思う。でもちょっとお肌は疲れ気味。

また、韓国三大鬼婆に認定したコン会長(キム・ヨンエ)の恐ろしさもすごかった。
「저거 치워!(どかせて)」は韓国で流行語になり、バラエティでパロディにされたりしたそうだ。

もう一人はタックママことチョン・ミソン。芝居も抜群だが肌がきれい。優しい田舎の母親役も似合うが、こういったセレブのワガママお嬢様も似合うからさすが名女優だ。

そしてラストシーン。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。。
自分はハッピーエンド説を有力視。

見る人にお任せしますという終わり方は自分は好きじゃないのだが、そんなに嫌な気分にならなかった。

わてら妙齢の女性にとっては、キム夫人に自分を投影させ、若いイケメンに追いかけられるのを妄想するのも楽しいかもしれない。
自分はそうでもなかったけれど(笑)

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