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韓国映画『第7鉱区』感想

3.0
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第7鉱区 あらすじ

九州と済州島の間に実在する第7鉱区、石油発掘に人生を賭けて取り組むチーム。採掘が成功せず、上からの撤収命令が出ている中、閉鎖された基地内に謎の生物の気配が…。

第7鉱区 予告編

第7鉱区 感想

エイリアンにはなりきれなかったけど、がんばった!

キャストは文句なし。
韓国が誇るアクション美人女優ハ・ジウォンの魅力が存分に発揮されているし、オ・ジホもかっこいい。
アン・ソンギの渋さも光るし、パク・チョルミンやイ・ハヌィのコミカルさもバランスがいい。

現実問題、あんなタンクトップで露出したハ・ジウォンが閉鎖された男くさいい空間にいたら、何か不健全なことになりそうではあるが、まあそこは映画。

アクションシーンは少し切り抜き合成っぽさが気になるところもあるが、無駄だなと思えるシーンもなくてテンポが良い。

昔リバイアサンという映画があったそうで、それに似ていると指摘されてる意見も拝見したが、自分はその映画は見ていない。(リヴァイアサンと言えば自分はホッブスを思い起こす)

ただ、エイリアンであるとか、ジュラシックパークだとか、韓国映画の中でもグエムルなど、なにかいろいろな過去作のオマージュのようなものは感じる。

基本的にシナリオはベタベタの怪獣パニックものを、韓国の制作チームが当時の技量でせいいっぱい頑張ったのはひしひし理解できる。
贅沢を言えばいろいろ批判できるのかもしれないが、こういう作品にも挑戦する韓国映画の姿勢が、自分は大好きなのだ。

ちなみに、最後に実際の場所として出てきた映像は、約束の恋人で出てきたところと同じ場所なのだろうか、あちらはメタンハイドレートだったけれど。

怪物ものではなく、リアルな第7鉱区を描いた映画も見てみたいと思った。

第7鉱区 映画情報

公開年:2011年
原題:7광구(7鉱区)
監督:キム・ジフン
上映時間:112分

第7鉱区 キャスト

ハ・ジウォン:チャ・ヘジュン
オ・ジホ:キム・ドンス
アン・ソンギ:アン・ジョンマン、キャプテン
パク・チョルミン:ト・サング
ソン・セビョク:コ・ジョンユン
パク・チョンハク:ファン・イニョク キャプテン
イ・ハヌィ:チャン・ムニョン 医師