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韓国映画『観相師 ―かんそうし―』感想 – コミカルなタッチからぐいぐい引き込まれるおすすめ時代劇

4.0
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観相師 ―かんそうし― あらすじ

顔を見るだけで性格から寿命まで見抜く天才観相師ネギョン(ソン・ガンホ)は、高官、キム・ジョンソ(ペク・ユンシク)の信頼を得て宮中の要職に抜擢される。

だが、王の弟・首陽大君(イ・ジョンジェ)に冷酷な逆賊の相を読み取ったことから、国家の命運と自らの人生を左右する謀反に巻き込まれていく。

観相師 ―かんそうし― 感想

ぐいぐいひきつけられるソン・ガンホさすがの演技

話は歴史上実際にあった事件がもとになっている。自分は韓国の歴史に詳しくないが、知ってるとより楽しめたと思う。

最初はコメディ、そしてだんだんシリアスな核心になっていく。

ソン・ガンホが顔を見れば運命がぴたりとわかる観相師を演じ、

イケメンを演じることの多いチョ・ジョンソクがコミカルな義理の弟。

そしてイ・ジョンソクが精錬なソンガンホの息子を演じる。

イ・ジョンジェの登場シーンが特に印象的。暴君のオーラがばりばりだ。

要素が多くて複雑になりがちな話を、分かりやすく進行させていて、緊張感もたっぷりで見入ってしまう。

ただ、ラストが切ない。ハッピーエンドだから評価が上がるというわけではないが、もう少しうならせてほしかったかな★4

観相師 ―かんそうし― 映画情報

公開年:2013年
上映時間:142分
原題:
監督:ハン・ジェリム

観相師 ―かんそうし― キャスト

ソン・ガンホ:キム・ネギョン、観相師
イ・ジョンジェ:首陽大君、世宗の次男、後の世祖
チェ・サンウ:端宗、 第6代国王、文宗の息子
ペク・ユンシク:キム・ジョンソ、左議政
チョ・ジョンソク:ペンホン、ネギョンの妻の弟
イ・ジョンソク:キム・ジニョン、ネギョンの息子
キム・ヘス:チャン・ヨノン、妓房女主人
チョン・ギュス:パク・チョムジ、妓房の執事
キム・テウ:文宗、第5代国王
コ・チャンソク:チェ大監
キム・ガンヒョン:死んだ女の夫、首陽大君の手下
キム・ウィソン:ハン・ミョンフェ、首曲がり