韓国映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』感想 – スパイ映画の最高傑作、北朝鮮の真実

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工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス) と呼ばれた男 (字幕版)

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 あらすじ

1993年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島は緊張していた。

情報司令部の少佐であるパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は、安全企画部の命令により黒金星というコードネームで北朝鮮への潜入工作を試みる。

数年間実業家として装った末、ついに北京で北朝鮮の高官であるリ・ミョンウン所長(イ・ソンミン)とのコンタクトに成功するが…、

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 予告動画

南と北の裏の裏の裏には何があったのか…/映画『工作 黒金星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』予告編

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 感想

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実話をもとにしたアクションのない極上のスパイ映画!

自分はこれを映画館で公開と同時に見に行った。映画館で映画を見るのは、実に15年ぶりである。
それほどまでに私を動かしたのは、ひとえにファン・ジョンミン、そして韓国映画の魅力だ。

この映画は、日本公開前から非常に評判がよかった。
なにより90%が実話と言う事、そしてファン・ジョンミンとイ・ソンミンの演技が素晴らしいこと。

その期待は裏切られなかった、それ以上だった。

映画全体を覆う緊張感、その中で徐々に生まれていく二人の友情。
本来なら長尺ドラマでじっくり描いていくような内容だが、それを過不足なく絶妙なテンポで盛り込んでいく。

二人以外のキャラクターもしっかり確立していて、とにかく感情移入がしやすい。

さらに、脱北者の人々からインタビューをしっかり行ったという、北朝鮮の風景。
今までにみた再現ドラマの中では群を抜いてリアリティがあった。

ほんの30年ほど前に、この出来事があり、さらに実在した黒金星は2016年まで服役していたという驚きの事実。
ともすれば退屈になりがちな内容を、絶妙なエンターテインメントに仕上げているのはさすが韓国映画!

自分は映画館で見てVODで見たのはもちろんのこと、ブルーレイも韓国から取り寄せて、特典映像や削除シーン、そして俳優&監督のコメンタリーつきの音声をたっぷりと楽しんだ。

ここまで思い入れられる映画もなかなかに巡り合えないと思う。

少し難しいので、多少は北朝鮮情勢について予習をしたほうがいいかもしれない。
万人が楽しめるような内容ではないかもしれないが、いくつか韓国映画を見て興味が沸いたらぜひ見て欲しい一作だ。

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 映画情報

公開年:2018年
上映時間:137分
原題:공작(工作)
監督:ユン・ジョンビン

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 キャスト

ファン・ジョンミン:パク・ソギョン、黒金星
イ・ソンミン:リ・ミョンウン、北朝鮮 対外経済委員会 審議処長
チョ・ジヌン:チェ室長、安全企画部
チュ・ジフン:チョン・ムテク、北朝鮮保衛部課長
キム・ホンパ:キム・ミョンス、北朝鮮 対外経済委員会 部長
チョン・ソリ:ホン・ソル、北朝鮮 対外経済委員会 保衛部要員
キ・ジュボン:キム・ジョンイル(金正日)
キム・ウンス:キム・ジョンチャン、安全企画部長
キム・イヌ:キヨハラ
パク・ジニョン(1950年生):キム・チャンヒョク教授、核物理学者
ナム・ムンチョル:パク・サンテ議員
チェ・ビョンモ:ユ・ウォニョン議員
チョン・ギソプ:安全企画部要員
パク・ソンウン:ハン・チャンジュ、広告代理店
キム・ビョンオク:チャン博士
イ・ヒョリ:イ・ヒョリ

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