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韓国映画『KT』感想 – 金大中氏誘拐事件の真相をチェ・イルファ、佐藤浩市が演じる

3.5
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KT

KT あらすじ

1973年8月8日、金大中・元韓国大統領候補(チェ・イルファ)が九段のホテル・グランドパレスから突然姿を消し、5日後、ソウル市内の自宅前で目隠し・傷だらけの姿で発見された。

当時、彼の消息を巡って日本と韓国そして米国までをも巻き込んだ国家間の緊張は極限まで高まった。

拉致・暗殺指令を受けた諜報部員たちは、なぜ彼を殺さなかったのか?
計画に関わったとされる日本人が“空白の5日間”に取った行動とは?

「政治的妥協」という形で真相究明の道を閉ざされた事件の背後には、一体どんな「真実」が隠されていたのか…?

KT 感想

おぼろげに記憶のある金大中(きんだいちゅう)事件。一体当時何があったのか、どんな事件だったのか、改めて当時の空気感とともにふりかえる映画。

佐藤浩市主演、彼が今一つ時代を感じさせない、よく言えば不変なキャラなため、あまり古い感じがしないのが残念といえば残念。
彼を軸にする展開にあまり感情移入できなかった。

今公開したら別の意味で物議をかもしそうな気がする。

チェ・イルファ演ずる金大中氏はバッチリはまり役。
キム・ガブスも非常に良い。

この二人にはまってみるのが正解かもしれない。
一度見ておくが吉か。

映画の内容としては、並。

なので☆は3としておく。

KT 映画情報

公開年:2002年
上映時間:125分
原題:KT Killing the Target
監督:阪本順治

KT キャスト

佐藤浩市:富田満州男、陸幕三佐
キム・ガプス:金車雲(キム・チャウン)、駐日韓国大使館一等書記官
チェ・イルファ:金大中(キム・デジュン)、韓国元大統領候補
ヤン・ウニョン:李政美(イ・ジョンミ)
チェ・ジョンウ:李厚成(イ・フソン)、韓国中央情報局(KCIA)部長
パク・ソンウン:韓尚石(ハン・サンソク)、駐日韓国大使館二等書記官
チョ・ムニ:李台建(イ・デゴン)、神戸領事館副領事
ユ・ジェミョン:白哲現(ペク・チョルヒョン)、駐日韓国大使館一等書記官
香川照之:佐竹春男、陸幕第二部別班員
筒井道隆:金甲寿(キム・ガプス)、金大中のボディガード