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韓国映画『黄泉がえる復讐』感想 – 設定は面白いからもっとこう、あるだろう!と言う感じでおすすめできない

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黄泉がえる復讐(字幕版)

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黄泉がえる復讐 あらすじ

検事のジンホン(キム・レウォン)は、7年前に母を殺したとされる強盗の死に疑いを持ち、独自に調査を続けていた。

だがある日、死んだ母が現れ、包丁を手に彼に襲いかかる。

母は、恨みを晴らすためによみがえる死者『犠牲復活者(RV)』という存在だった。

黄泉がえる復讐 感想

「世界各地で報告されているという、死者のよみがえり、韓国での初の事例が発生!」
この出だしは衝撃的でよかった、これは期待できると思ったが、、、

とりあえずいろんな部署の人が出てきて、いろいろ説明する。
人名が出てくるのだが、ちょっと待って、誰だっけ?と言うこと多数。

回想シーンや証言シーンが入り乱れるので時系列の把握も難しい。
狙ってやっているのかもしれないが、話が見えなくて何度も巻き戻したりした。

自分の物覚えが悪くなったのもあるかもしれないが、ファンタジー設定はそれだけで無理があるのだから
できるだけ現実部分はシンプルにしてほしい。

カーアクションで、耳がキーンてなるところ、アシュラのパクリかしら?とちょっと思った。

それにしても、救急車を呼ばずおぶって病院に連れて行く映画に外れは多い。

映像も悪くはないけれど、雨ももう少し効果的に使えばよかったのではないか。

ファンタジーホラーなのか、サスペンスなのか、司法批判なのか、警察・検察・国家情報院の捜査権争いなのか、格差なのか、何をメインに描きたいのかよくわからないとっちらかった映画だと感じた。

キリスト教、イエスの復活もモチーフになっているはずなのに生きていない。

犠牲復活という、ユニークな題材なのに、扱う事件がすごくお粗末で残念な出来だった。

韓国でも酷評され、興行もボロボロだったそうだ。韓国観客は正直である。「犠牲復活して映画を見る前に戻りたい。」まで言われている。

黄泉がえる復讐 ネタバレ

(視聴前はご覧にならないことをおすすめします)

軸であるのは母子愛だと思うのだが、これが全く同情の余地がない屑親子な内容なので、共感ができない。

許して頂戴~じゃないよ、少女が許してあげる理由が全くない。

黄泉がえる復讐 映画情報

公開年:2017年
上映時間:91分
原題:희생부활자(犠牲復活者)
監督:カク・キョンテク

黄泉がえる復讐 キャスト

キム・レウォン:ソ・ジンホン、検事
キム・ヘスク:チェ・ミョンスク、ジンホンの母
ソン・ドンイル:ソン・ヨンテ、国家情報院
チャン・ヨンナム:ソ・ヒジョン、ジンホンの姉
イ・ジュニョク(1972年生):ヒジョンの夫
キム・ミンジュン:リ・チンチョン、密入国中国人
チョン・ギソプ:検察捜査官、ジンホンの部下
チョン・ヘジン:イ・スヒョン、刑事 課長
オ・デファン:コ刑事、スヒョンの部下
ヒョン・ボンシク:ミョン・ヒョンチョル
イ・ジウォン:ミョン・ウンジ、ヒョンチョルの娘
チャン・ミョンガプ:警察幹部