雪海(ゆきうみ)あらすじ
調香師のソンミ(イ・ヨンア)と、水泳選手を目指す水族館員サンウ(パク・ヘジン)は、ひょんなことから出会い、お互いを愛することになっていく。
しかし、ソンミは難病にむしばまれていく。それを支えていこうと決意するサンウだったが…。
雪海(ゆきうみ)予告編
雪海(ゆきうみ)感想
病気の悲恋モノ、です。はい。パク・ヘジンのアイドル映画ともいえるかもしれない。
イ・ヨンアもすごくかわいい。。。扱っているテーマは重い、が、シナリオが安易すぎる。
無駄にいろいろな要素を入れて、他の映画とは違う感を出そうとするも、残念ながら成功しなかったのではないかなと思えてならない。
調香師とか水泳選手をめざしている、とか、それぞれできっちり描けば一本の映画に仕上がりそうなのに、一番描きたいのは『骨髄異形成症候群』という病気のはず。
邪魔な要素が影響して、病気のことに感情移入がなかなかできなかった。
ソンミがただのわがままに思えてならなく、、もちろん、本当に難病なら、気持ちの起伏があるのは当たり前だ、患者にイライラしてしまうこともあるだろう。(実際自分も治らない持病に苦しんでいる)
ただ、映画というものは、現実と違って、短い時間の中で出てくる設定に無駄なものは一つもないように作るべきではないだろうか。。
無駄なものは多いのに、ディテールは雑。
失礼ながら素人の女子高生が書いた携帯小説という感じがしてならなかった。(それが悪いというわけではなく、自分は楽しめないという意味)
もしも制作側が死ねば泣ける、不治の病なら泣けると思っているならそうは問屋が卸さない。
日本の秋田でのロケも必然性を感じなかった、ただやってみたかっただけ、というような、、違っていたならスイマセン。
雪海(ゆきうみ)映画情報
公開年:2015年
原題:설해(雪海)
監督:キム・ジョングォン
上映時間:108分
雪海(ゆきうみ)キャスト
パク・ヘジン:イ・サンウ 水族館勤務
イ・ヨンア:キム・ソンミ 調香師