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パパ3人、ママ1人 (2008年 全16話)

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あらすじ
新婚カップル、ソンミン(ユン・サンヒョン)とナヨン(ユジン)の家にはいつもソンミンの親友、証券マンのスヒョン(チョ・ヒョンジェ)、漫画家のグァンヒ(ジェヒ)、刑事のギョンテ(シン・ソンロク)の3人が家族のように入り浸っていた。ナヨンは早く赤ちゃんが欲しかったが、ソンミンには無精子症の恐れがあった。そこでソンミンは親友3人に精子の提供を頼むのだったが、、

明るく楽しい育児ラブコメディー。

感想
期待せずに軽い気持ちで見たら予想外にものすごく良かった。

韓国では視聴率がふるわなかったらしいし、それほど名作の呼び声も高くないようなのだが、自分はめちゃめちゃ楽しめて、ラストのほうは号泣したんだが・・・。

まず嫌な人間がほとんどど出てこない。

ナヨンのセコさに少々イラつく場面はある、が、すぐに解消される。

子供いるのに、嘘をついて就職したり、って、嘘ついて就職ってありえないと思うが。ドラマだからだろうか?
ホテル代をうかすために、住宅展示場に止まるなどもセコい!普通クビだろう。

また、住宅展示場に、農民が見学に来た際、スタッフが「ここはお前らの来るところじゃない!」と追い返すのだが、日本ではありえない。
金持ちは貴族で貧乏な平民を見下すという場面を韓国ドラマではよく見るのだが、これもドラマが大げさに脚色しているのだろうか、それとも多少なりともそういう部分はあるのだろうか。
日本も、40年くらいまえは、そうだった気がするが。

さて、私は俳優陣をあまり存じ上げなかったのだが、全員ピンで主役張れるほどの名優だそう。どうりで演技力抜群で、漫画のようなストーリーなのにまるで本当のことみたいに感情移入できた。

ドジで可愛いナヨンを演じたユジンは、製パン王キム・タックでは影のある女を演じて、両方全編見終わった後もしばらく同一人物だと気づかなかったくらいイメージが違った。

ソンミンを演じたユン・サンヒョンも、韓国のキムタクと呼ばれるほどの大スターになっているそうだ。
このドラマでは全くキムタクに似ていないのだが、、相変わらず韓国俳優の役柄変身には感心する。

とにかく3人の個性あるパパが見ていくうちにどんどん大好きになる。
自分なら誰を選ぶ?とか迷ってしまうのが楽しい。

また、ナヨンの父(韓国のたかじんと呼ぼう、イ・ヒド)もいい、関西弁でふきかえしてほしい。

後半で、ジェヒが腕をケガし、スヒョンも顔に絆創膏を貼ってそのまま作中何の説明もなく進行するのだが、演技中のケガだそうだ。

ずっとこの3人のドタバタ育児を見続けていたい、終わるのが寂しい、150話くらい続いて欲しいとさえ思ってしまった。

ハーレム状態のナヨンにちょっと嫉妬するが。。

ラストは「そういえばあの人どうなった?」と思う部分もあるったが、後日談にうるさい自分でも、他の登場人物はどうでもいいくらい、3人パパ&ママ&ベビーが幸せに終わってくれたので大満足だ。
本当に登場人物達が大好きになってしまったので、次のドラマに移って感動が薄まるのがもったいないと思ってしまったくらい。

ストーリーは王道といえば王道だが、その単純なプロットをどう肉付けするかだと思う。
終わりよければすべてよし。

赤ちゃんハソンにとにかく癒される。
自分は十分楽しめた。とにかくおすすめ!

ただ、赤ちゃんのうん○描写がリアルですごいので、お食事中閲覧注意だ。
あと若干18禁である、露骨ではないのだが、親子とかで見ると十分気まずい。

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