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韓国ドラマ『19の純情』感想 (2006-2007年 167話)

4.5
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あらすじ
最高視聴率43.2%の大ヒットドラマ。中国の田舎から結婚のために韓国へやってきた19歳のグッカ(ク・ヘソン)、しかし新郎はひき逃げ事故に遭い亡くなってしまっていた。国に帰るにも帰れなくなってしまったグッカは、韓国でたくましく生きていくことを決意するが、、、

「花より男子」で牧野つくしを演じたク・ヘソン主演、その年の新人賞を総なめにした。

感想
1話30分強といえ、167話と大長編。軽い気持ちで見始めたら面白すぎて大変なことになった、続きを見るのを止められなくなってしまった。

室長ユヌのソ・ジソクはもう少しかっこいい俳優を使えば良かったのに、と思ったが、グッカにチッチッケ(ドジョウ)とアダ名をつけられたのがピッタリのキャラクターだった。
なのに別のドラマ マニー(Manny)では洗練されたルックスのイケメンを演じたら本当にイケメンに見えるから、やっぱり俳優はすごい。

次から次へとトラブルが続き、ハラハラするがグッカがとにかくかわいい。
他の登場人物もそれぞれ個性があり、サイドストーリーがありで楽しくて全く飽きない。

一番好きだったのは、おじいさん(シン・グ)&風の息子(笑)プング(カン・ソグ)による、ヘスク(イ・ヘスク)の奪い合い。

また、ユンジョン(イ・ユンジ)のドを越したワガママ馬鹿娘ぶりも堪能できた。ドリームハイのクールな女教師とは正反対のキャラだ(酔ったシーンにユンジョンの面影はあったが)。

脇役カップルもこれでもかこれでもかと次々くっついていって面白い。
イ・ハヌィ演じる服屋の従業員にまでちゃんと彼女ができる徹底ぶりだ。

最後にはイヤミな登場人物も全て改心、誰ひとり悪役を残さず丸く収まって大団円。心から楽しめた。

楽しめて長くてもつらくない。それどころかもっとこの家族を見ていたいと思った。
韓国ホームドラマ万歳。
もっと他のホームドラマも見てみたいが、ここまでの名作はなかなか無いかもしれない。

★5つにしたいのだが、長編なのでおいそれと人に勧められない。遠慮で4にしておいた。

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