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韓国映画『ヨンガシ 変種増殖』感想

4.0
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ヨンガシ 変種増殖 (字幕版)

ヨンガシ 変種増殖 あらすじ

製薬会社に勤めるジェヒョク(キム・ミョンミン)は博士号を持っているにもかかわらず、接待の雑用に明け暮れ、家族をないがしろにしている毎日だった。
そんなある日、漢江に異様な変死体があがる。それを皮切りに次々と人々が同じ死に方をしていく、彼らは水を求めて水中で死んでいくのだ。
ジェヒョクの弟で刑事のチェビル(キム・ドンワン)は、おかしな株の動きに気づく。

ヨンガシ 変種増殖 感想

定番のパンデミックもの。こういうお話は大まかなあらすじは定番なのだが、無理がある部分、フィクションがが大きく破綻することもなく、全般的にまとまって面白かった。

とにかくコロナの時代を体験している自分たちにとっては身につまされる話。
こういう映画が定期的に公開されるのだから、コロナも陰謀論がでてくるのも無理はない話かもしれない。
病気や災害も怖いが、危機的状況員おける人間の醜さが一番怖い。

現実では、患者に対してあんなに上から強権的な態度はとることは今のところ日本にはないけれど
ありえない話ではないのでいろんな思いが駆け巡る。

また自分の大好きなキム・ミョンミンが安定の演技力を発揮、素直に感情移入できるし、
悪い顔のおじさんがいっぱい出てきて誰が本当に悪いのかわからないところも楽しい?
大統領が一番悪そう笑

こういう映画を見て、いざというとき、自分はどうふるまえるのか
考えるきっかけになると思うし、エンタメとしても楽しめる良い作品だと思う。おすすめ

ヨンガシ 変種増殖 映画情報

公開年:2012年
上映時間:109分
監督:パク・チョンウ
原題:연가시(ヨンガシ=ハリガネムシ)

ヨンガシ 変種増殖 キャスト

キム・ミョンミン:リム・ジェヒョク、製薬会社営業
キム・ドンワン:ジェピル、刑事、ジェヒョクの弟
ムン・ジョンヒ:キョンスン、ジェヒョクの妻
イ・ハニ:ソン・ヨンジュ、ジェヒョクの後輩、ジェピルの恋人
オム・ジソン:チュヌ、ジェヒョクの息子
ヨム・ヒョンソ:イェジ、ジェヒョクの娘
カン・シニル:ファン博士
チョ・ドッキョン:テウォン、対策本部長
チョン・ググァン:国務総理
チェ・ジョンウ:保健部長官
イ・ヒョンチョル:ジェームズ・キム、チョア製薬代表
チョン・インギ:キム・チョルゴン、チョア製薬所長
ソン・ヨンチャン:キム院長
チョ・ハンチョル:チョア製薬チーム長
キム・ミンジェ:パク刑事
チェ・イルファ:大統領
パク・チニョン:製薬業会長