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韓国映画『奇跡のジョッキー』感想

3.5
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奇跡のジョッキー あらすじ

競馬騎手のスンホ(チャ・テヒョン)は自動車事故で妻を失い、自身も目に怪我を負う。
残された娘のために騎手としての復活を目指すが上手くいかず、不本意に済州島へ向かうことになる。
そこで、かつて同じ事故で負傷した馬のウバギに再開する。ウバギも足を負傷しており、殺処分寸前であった。

奇跡のジョッキー 感想

のちに『7番房の軌跡』を大ヒットさせた、イ・ファンギョン監督の作品。

主演はラブコメの王子、チャ・テヒョン。
そしてユ・オソン、パク・ウォンサン、キム・サンホも出ているということで、キャスティングはすでに満点。

パク・ハソンも大好きだし、キム・グァンギュとユン・ヒソクのノミ屋コンビも最高。

ライバル騎手役のペク・トビンは出演作は見てきているが今まで印象になかったのだが、今回はいい役柄だった。
父のペク・ユンソクもカメオで出演。

超豪華な設定で楽しくみていたのだが・・・

実は自分は、毎週土日はBSイレブンを見て、
リビングには毎年、家族の買った騎手の公式カレンダーを貼ってある程度には競馬が好きなほうである。

チャ・テヒョンの体格で騎手・・・だいたい騎手は体重50キロ前後の小柄な方がなるものである
ま。まあそんなに大柄でもないからまあ、そのあたりは許容範囲、、

うん?健康診断しないのかな?馬体検査したら即刻競争中止では?
ていうか予後不良になるのでは?うん?
と脳内に突っ込みどころが満載

馬が泳ぐという話は聞いたことあるが、潜るとは・・・

まあ、まあいい、みどりのマキバオー(漫画)ばりの感動のレース、
これはファンタジーだね、うん

90分頃、よし、まあシンプルにこういう話もありかなと思ったところへ
あれ?まだ1時間ある?

とにかく長いんだ。

それから、、本当に子役の子についてはあまり指摘はしたくないのだが
泣き方が単調というか、、ギャン泣き(この言葉も好きではないが)のゴリ推しをされても感動しないのである
全く泣けてこなかった。
子役の子の演技力の問題ではなく、演出の問題だと思う。

なんかもーなんでかなーというくらい
キャストの無駄遣いというか、もう少し的を絞るとかリアリティにこだわって欲しかった

なんと、これは”実話”なのだから・・・
もしも本当にこのようなことがあったらごめんなさいしますが・・・

まあエンタメとしては楽しめるかな?全く競馬知らなければいいのかもしれないし
昔の話だからそういうことが実際あったのかもしれない

なにせよい題材とキャストなのに残念な感じが否めないのが残念だ
ただ、これがのちに『7番房の軌跡』を撮影する監督のその前の作品だと思うとああ、こういうのを経過してきたんだなと思い、これもありかなと。

最後の実際のレース映像でオマケして★3.5
ほんと、もうちょっと何とかならなかったかな・・・何より馬がかわいい。

奇跡のジョッキー 映画情報

公開年:2011年
上映時間:133分
監督:イ・ファンギョン
原題:챔프(チャンプ)

奇跡のジョッキー キャスト

チャ・テヒョン:イ・スンホ、騎手
ユ・オソン:警察騎馬隊、ユン調教師
パク・ハソン:ユニ
キム・スジョン:イ・イェスン、スンホの娘
パク・ウォンサン:キム調教師
ペク・トビン:チョ・ソンヒョン、騎手
キム・グァンギュ:キム・グァンギュ、ノミ屋
ユン・ヒソク:イングォン、キム・グァンギュの手下
キム・ギチョン:警察騎馬隊、パク室長
キム・サンホ:警察騎馬隊
ペク・ユンシク:競馬協会会長