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韓国映画『王になった男』感想 – イ・ビョンホンのさすがの一人二役演技

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王になった男 (字幕版)

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王になった男 あらすじ

韓国の歴史に残る暴君、光海(クァンヘ)王(イ・ビョンホン)は、大臣たちの陰謀渦巻く宮中で常に暗殺におびえていた。そのため、市井で自分の影武者を探す。

王とうり二つであることが分かった道化のハソン(イ・ビョンホン:2役)が、その影武者をつとめることになる。

偽物の王が、本物の王に成り済まして政治の矢面に立つ15日間。ハソンは、最初は戸惑いながらも、次第に民のことを考える真の王として慕われるようになっていくが・・・

王になった男 感想

イ・ビョンホンが一人二役をつとめ、トンイのハン・ヒョジュが王妃役をつとめる。

映像はさすが映画、見慣れた韓国時代ドラマよりも数段豪華で美しい、これだけでも見る価値がある。

そしてやはりハリウッドスター、イ・ビョンホンの演技。威厳あり美しい王から、マヌケで三枚目な道化を絶妙な演技力で演じ分ける。
話が進むにつれだんだんと王の区別がつかなくなってくるところも上手い。

話のあらすじは、単純といえば単純。ラストシーンはもう少し明るくても良かったかと思うが、
全体的に重い雰囲気があるものの、コメディとしても見れる。

脇役のキャラクターも全て好印象。
リュ・スンリョンのホ・ギュン、ト武将、チョ内官も魅力的。

完璧大満足とまではいかないが、韓国王宮の荘厳な雰囲気を感られて見ておいてよかった佳作、我が家は家族と一緒に2回見た。

王になった男 映画情報

公開年:2012年
上映時間:
原題:광해,왕이 된 남자(光海、王になった男)
監督:チュ・チャンミン

王になった男 キャスト

イ・ビョンホン:光海君/ハソン、漫談師
リュ・スンニョン:ホ・ギュン、トスンジ(都承旨)
ハン・ヒョジュ:中殿
キム・イングォン:トブジャン(都武将)
チャン・グァン:チョ内官
シム・ウンギョン:気味内人
パク・チア:ハン尚宮
シン・ジョングン:イ正郎、チョルトサ(節度使)、ハ・イルチュの部下
イ・ジェヨン:紅樓夢、儒者