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韓国映画『死体が消えた夜』感想 – 予想が当たったと思ったらもうひとヤマある上質スリラー

4.0
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死体が消えた夜(字幕版)

死体が消えた夜 あらすじ

警察署の霊安室に保管されている女性の死体が消えた。

その死体は製薬会社会長のものであり、実は夫の大学教授ジンハン(キム・ガンウ)によって殺害されていた。

ジンハンは女子学生の不倫をしており、発覚したことで殺害に至ったのだった。

操作にあたったのは刑事ジュンシク(キム・サンギョン)、かつては優秀な刑事だったが、最近は素行の悪さが懸念されていた…。

死体が消えた夜 感想

スペイン映画『ロスト・ボディ』2012年のリメイクだそうだが、その作品は未見。

刑事を演じるはキム・サンギョン、自分は刑事役以外見た記憶がない気がする。
この映画は体重を若干増やし、ちょっとコミカルなキャラを演じている。
少しベテランのドチョルもほうふつとさせる感じだ。

映像は少しホラー的だが、スタイリッシュで綺麗。
脅かすようなシーンもあるが、ホラー映画にありがちなびっくしさせる効果のようなうっとうしささがなく、おしゃれ感ある作りになっている。

怖いのグロいのがダメな人が見ても大丈夫な感じだ。

悪い犯人が素行の悪い不真面目な刑事に追及される逆転現象。
さらに死んだはずの被害者にどんどん追い詰められていく、キム・ガンウの名演が光る。

途中からちょっとタネがわかり始めては、さらに上の展開が待っている上質ミステリー。

とても便利なお薬がある前提だが、そのご都合主義もあまり気にならない。

死体を隠すというとデジャブとモチーフは同じ感じだが全然仕上がりの良さ、演出、演技は断然こっちが上。

台詞が少な目で、表情演技、音楽などで感情を見せてくれるところもちょっとアート的。

一夜の話で、キャストも少ないのにすごく豪華な感じがする。
おすすめ!

死体が消えた夜 映画情報

公開年:2018年
上映時間:101分
原題:사라진 밤(消えた夜)
監督:イ・チャンヒ

死体が消えた夜 キャスト

キム・サンギョン:ジュンシク、刑事、チーム長
キム・ガンウ:パク・ジンハン、大学教授
キム・ヒエ:ユン・ソリ、ジンハンの妻、バロン製薬 会長 
ハン・ジアン:ヘジン、ジンハンの愛人 
イ・ジフン:ソグォン、レゴ、刑事
ソ・ヒョヌ:トング、刑事
イ・ミンジ:スッキョン、刑事
キョン・スジン:ソン・ジヨン、ジュンシクの婚約者
チェ・ミョンビン:ソン・ファヨン、ジヨンの妹
クォン・ヘヒョ:警察署長
キム・ジヨン:チャ博士、国立科学捜査研究院