感想 伝説のユ・ジェハの名曲にのせて、デートにぴったり
大好きだから あらすじ
音楽プロデューサーのイヒョン(チャ・テヒョン)は、車で恋人のヒョンギョン(ソ・ヒョンジン)にプロポーズをしに行く途中に事故を起こしてしまう。
気付くと、なんと体が女子高生マリに!しかも妊娠しているとは。
マリの同級生のスカリー(キム・ユジョン)は、戸惑いながらもイヒョンの話に耳を傾ける…。
大好きだから 感想
笑って、泣いて、大団円。若い人がデートで見るにはいい映画じゃないでしょうか。
主演は永遠の大学生、チャ・テヒョン。この人が出てるとだいたい笑って泣けてハッピーエンドは決まってる。
邦題は『大好きだから』ポスターから見るとキム・ユジョンちゃん(本当大きくなったな)との援交ラブコメか?と思ってしまうのだが
オープニングでユ・ジェハの『사랑하기 때문에 (愛しているから)』からきていると判明!
ユ・ジェハの偉大さを知らない日本人いはピンとこないかもしれないが、今の韓国大衆音楽の歴史を変えたと言っても過言でないこの人の音楽からインスパイヤされたものとなると、元・歌手のファン(アイドルではない)自分からするとテンションが上がらざるを得ない。
・・・が、音楽はあまり関係なかった。
予備知識なしで見たのだが、「体が入れ替わってるーー!」系のやつだった。ま、それはそれで面白いけどね。
キム・ユジョンちゃんのニックネームは『スカリー』だが、ユジョンちゃんの世代に『モルダー&スカリー』ってわかるのか?
カメオでチャン・ヒョクが出たのは笑った。
ユジョンちゃんの先生はペ・ソンウ、カメオかと思ったらのちにエピソードで出てくるので嬉しかった。
弘大のストリートミュージシャンのシーンでは、自分が弘大に行った時のことを思い出してしばし浸る。
そして、イヒョンの同僚にイム・ジュファンの姿が。彼のクールなたたずまいで、恋の波乱を予感する。
体入れ替わりモノとしても、今作がちょっと他と変わっているのは、様々な体に”ある条件”で、遷移していくことだ。
離婚寸前の粗野な刑事には、この人しかいない、ソン・ドンイル。
同僚は、見たことあるペ・ユラム
奥さんには、オ・ナラ
子供も可愛かった。キム・ガンフンか、覚えておこう。
そしてなんといっても、パク・クニョンおじいちゃん。
自分はこのパートでこの映画唯一泣いた。
サブキャラのストーリーはおもしろかったんだけど、どうもメインのストーリーに感情移入ができなかった。
原因はなんだろうと考えたのだが、ヒロインのヒョンギョンにあまり魅力を感じなかったからかもしれない。
声は綺麗だけど、歌はそれほど?という感じだし(ユ・ジェハを聴いた耳だと、彼女の歌には感情表現があまりない)
見た目も美人で透明感があるのだが、透明過ぎて存在感がないというか・・・
ペ・ソンウパートで出てきた後輩のほうが存在感あったわ。
なんでこうなった?とか、説明がない点がいっぱいあるけど、最後は完全なるハッピーエンド。
細けぇこたあいんだよ!って感じでした。
デートや気持ちを明るくしたいときにはいいんじゃないでしょうか。
大好きだから 映画情報
公開年:2017年
上映時間:110分
原題:사랑하기 때문에(愛してるから)
監督:チュ・ジホン
大好きだから キャスト
チャ・テヒョン:チン・イヒョン、音楽プロデューサー
キム・ユジョン:スカリー、チャン・スイ、女子高生
ソ・ヒョンジン:ヒョンギョン、イヒョンの恋人、歌手
イム・ジュファン:チャンヨン、イヒョンの同僚
キム・ユネ:キム・マリ、女子高生、スカリーの同級生
ソン・ドンイル:パク刑事
オ・ナラ:パク刑事の妻
キム・ガンフン:パク刑事の子ども
ペ・ユラム:パク刑事の後輩
ペ・ソンウ:アン・ヨドン、キム・マリの担任、数学教師
ミン・ソウン:ダイン。ヨドンの大学後輩
チャン・ヒョク:占い師
パク・クニョン:おじいさん
ソヌ・ヨンニョ:キム・ガプスン、おばあさん
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