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韓国映画『アンダードッグ/二人の男』感想 – マ・ドンソクかShineeミンホのファン以外には おすすめしない

2.5
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アンダードッグ/二人の男(字幕版)

アンダードッグ/二人の男 あらすじ

家出して放浪し、窃盗などを繰り返して暮らす、ジニル(ミンホ)達不良少年少女4人グループ。
ある日、ジニルの彼女であるガヨンに美人局をさせる計画を企てた。

そこへ現れたのは、違法な女性接待を施すカラオケ店を経営する男ヒョンソク(マ・ドンソク)だった…。

アンダードッグ/二人の男 予告動画

アンダードッグ/二人の男 感想

家出美少年と、違法風俗経営者マ・ドンソクが意気投合、愛する者を守るため、サイコパス野郎をブチのめす!痛快バディ・ムービー!!
・・・では全然なかった。

一応マドンソクがマドンソクな映画ではある。(以下マブリー)
この映画でも迫力の掌底(しょうてい)が炸裂する。

二人の男というのが、誰と誰をさしているのか、映画を全編みるとよくわからなくなるのだが、
韓国版ポスターを見る限り、マブリーとミンホで間違いないようだ。

ミンホ(ミノ?)はShineeのメンバーで唯一知らない人だった(すいません)
演技ドルと言われているだけあって、演技力はかなりの物だと思う。本当に小憎らしいクソガキを演じていた。

セコい犯罪を犯しながら、底辺でうごめく者ども、こいつらが小競り合いを繰り返しながらも、だんだんと愛着が芽生え・・・てこない。

全然、誰にも感情移入できない。

4人組の世の中なめくさってる感じ、ワルにやられてしまえ!と思ってしまう。

で、登場したサイコパス金持ちドラ息子のソンフン(キム・ジェヨン)
こいつはなかなかキャラの立ったイイ顔してて良い。

ヒョンソク(マブリー)はマブリーで、可愛げのない娘を溺愛、キーキーうるさい妻から退避する姿はコミカルではあるのだが、どうも頼りないというか、、、悪いなら悪い、いい人ならいい人ではっきりしてくれという、中途半端なキャラだ。まあそれが狙いなのかもしれないが。。。

端々の展開は面白くなり、、、そうな予感、こっから面白くなりそう?かな?、、のままもうそろそろ映画が終わる時間になってしまう。

そして、衝撃のラスト

え?

ええええ~~~~

エンドロールに期待したが、え?(トレンディーな曲の感じは好み)

ええと、どういう感情を持てば?と、空虚な気持にさいなまれた。

アシュラのように、振り切ってくれれば、気持ちがいいのに、、
なんとも、はや。。。

韓国のウェブトゥーンに『外見至上主義』というものがあるが、その漫画が家出少女が出てくる展開になってから喧嘩ばかりになって急激につまらなくなり、読まなくなったのだけど、なんかそんな感じを覚えた。

マブリーはもう、自分の中ではブルース・リー的な存在なので、痛快にばったばったと敵を出すだけでも面白い。
常に新たな研鑽を積む韓国映画だからこそ、ひねって工夫しちゃった脚本で失敗しちゃったのかな~

女を一途に守るというのがテーマだったのかもしれないけれど
その境遇になったのも自業自得のワガママにしか思えないから全く同情できない
もう少し背景掘り下げればよかったのかもね、、

逆にアイドルなのによくこの脚本受けたなとそこは感心

マブリーか、ミンホか、どっちかでもファンなら一応見て損はないとはいえる。

小ネタメモ

ジニル達のスクーターををかっぱらう不良の一人がデサントを着ている(ぼかしは入れていない)

アンダードッグ/二人の男 映画情報

原題:두 남자(二人の男)
制作年:2016年
時間:91分
レーティング: (韓国では青少年観覧不可)
監督:イ・ソンテ

アンダードッグ/二人の男 キャスト

マ・ドンソク:ヒョンソク、カラオケ店経営
ミンホ:ジニル、家出少年
キム・ジェヨン:ソンフン、金持ちの息子、サイコパス
ダウン:ガヨン、ジニルの彼女
イ・ユジン:ボンギル、ジニルの仲間
ペク・スミン:ミンギョン、ボンギルの彼女

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