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韓国映画『長沙里9.15』感想

4.0
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長沙里9.15 あらすじ

仁川上陸作戦の陽動作戦のため、船で長沙(チャンサ)に向かっていた、イ・ミョンジュン大尉率いる学徒兵。
しかし途中の悪天候で船は座礁、学徒たちはまだ訓練経験も少ない。
度重なる悪条件の中で、彼らは作戦を遂行することができるだろうか…

長沙里9.15 感想

朝鮮戦争の折、韓国側が一気に戦況をひっくり返した仁川上陸作戦の一日前、秘密裏に行われた作戦だという。
自分は朝鮮戦争のこ知識は映画で見るだけでまだよくつかめていない。
とにかく、そういう事実をもとにした話のようだ。

戦争映画となると、それぞれの兵士の群像劇が描かれ、各々、つらいエピソードが語られる。
とくに、朝鮮戦争の場合、同一民族が分断して戦っているのだから、その空しさがさらに伝わる。

学徒の俳優は自分はあまり知らない方ばかりだったのだが、皆キャラが立っていて非常によかった、とくにデブ(笑)(笑っているわけではない)

昨今、現実に現在進行形に戦争が行われている状況を鑑みると、この映画のようなことは、大昔の済んだ話では全くないことを実感する。

いくつも戦争映画を見てきたが、この映画のラストシーンは特に印象的だった。さすがカク・キョンテク監督。

平和を願って、、

長沙里9.15 映画情報

公開年:2019年
監督:カク・キョンテク
原題:장사리:잊혀진 영웅들(チャンサリ:忘れられた英雄たち)
上映時間:104分

長沙里9.15 キャスト

キム・ミョンミン:イ・ミョンジュン大尉
キム・イングォン:リュ・テソク軍曹
チェ・ミノ:チェ・ソンピル、学徒兵
チャン・ジゴン:クク・マンドク、学徒兵
キム・ソンチョル:キ・ハリュン、学徒兵
イ・ホジョン:ムン・チョンニョ、学徒兵