韓国映画『ただ悪より救いたまえ』感想

ただ悪より救いたまえ あらすじ

殺し屋のインナムは、日本で最後の任務を終わらせた。しかし、その相手の弟レイに追われることになる。
一方、タイで子供が誘拐される事件があり、インナムはトランスジェンダーのユイとともにその行方を追う。

ただ悪より救いたまえ 感想

ものすごく期待していただけに、惜しい。

ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェ、新しき世界のベストカップルが再び共演。
本邦激情公開も待ちきれなかったくらい楽しみにしていた。

コロナなどもあり、結局U-NEXTの有料配信（ポイントで無料）で鑑賞。
最近のU-NEXTは続々見たい韓国映画が配信されていて本当に良い。

凄惨なバイオレンス映画なのだが、とにかく映像が美しい、 釜日映画賞 で美術技術賞を獲得したのもうなずける。
そしてアクションがものすごい。主演の二人とも結構な年なのにいつまでがんばるの？と心配になるくらい（笑）

どのシーンもとても見ごたえがあるのだが、、
なんというかお話しが、、どうにも感情移入が薄い。どうしても『新しき世界』や『アシュラ』と比べてしまう。
どちらかというと『アシュラ』に近いかもしれないが、なんだろう、キャラクターが立ってないのかな？

インナムは感情が抑えられた性格だし、レイがとにかく理不尽でよくわからない。ファッショナブルでいいんだけれど、深みがないというか？
その神秘的なところが見どころなのかもしれないけれど・・

とにかく二人が静かなので（全然やってることは静かじゃないのだが）、
パク・ジョンミンがとにかく目立つ！
素晴らしい！可愛い！レオンのマチルダみたい（笑）

もうちょっと、もうちょっとな・・・
結末もああなるしかなかったのかもしれないけれどもうちょっと・・・

とはいえ、キャストだけでご飯お替りできるので★4

東京ロケも少ないけれど、ファンジョンミンの日本語も聞けたしてよかった。
白竜が出てると若干Vシネっぽくて笑ってしまう（笑）

ただ悪より救いたまえ 映画情報

公開年：2020年
原題：다만 악에서 구하소서（ただ悪より救いたまえ）
監督：ホン・ウォンチャン
上映時間：108分

ただ悪より救いたまえ キャスト

ファン・ジョンミン：キム・インナム
イ・ジョンジェ：レイ
パク・ジョンミン：ユイ
チェ・ヒソ；ソ・ヨンジュ、キム・インナムの元恋人
パク・ソイ：ユミン、ヨンジュの娘
ソン・ヨンチャン：キム・チュンソン、インナムの上司
パク・ミョンフン：島田、在日韓国人
イ・ソファン：イ・ヨンベ、タイの情報屋
オ・デファン：ハン・ジョンス、不動産仲介業者
豊原功補：コレエダ・ダイスケ、ヤクザ
白竜：ヤクザ

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