あらすじ
編集者として働くキャリアウーマンのチ・ウニ(キム・ハヌル)は恋人に振られ、仕事も上手く行かず落ち込んでいた。そんな彼女の前に現れたのは弟が連れてきたイケメンダンサー、カン・イノ(チャン・グンソク)。住むところも金もないイノはウニに「ペット」として飼われることとなる。
感想
自分は原作漫画も日本版ドラマも未見である。この映画バージョンは、一言で言ってチャン・グンソクのプロモーションムービー。つまらなかった、途中で寝た。
冒頭は、スタイリッシュで、ペットとして飼われるという設定も面白く見始めた。
しかし、漫画やドラマの長編の話をぶつ切りにしたダイジェストのようで、原作の筋書きを知らない自分には展開が唐突すぎてついていけなかった。
とくにイノの気持ちの動きが全くつかめない。なぜペットから恋に発展したのか?
時間がない割に、挿入されるダンスムービー、なんだこれという印象しかなかった。
チャン・グンソク氏の顔つきは、こういったイケメンの役よりも、ベートーヴェン・ウイルスで見せたような男らしい役のほうが、個人的には似合っていると思うが、どうだろうか。
この映画は、大々的な宣伝などの効果もあって、自分も題名を知っていたし、Huluで配信するなり飛びつくようにして見たが、この出来ではHuluなどで見放題だからみてみるかというアンチ韓国の方などに「なんだ韓国映画なんてやっぱりこんなもんか」と思われやしまいかとを危惧してしまう。
これは、韓国映画をまだたくさん見てもいないにわかの自分でさえ、出来が悪いと思う映画なので、これをみてがっかりした方はぜひ他のクオリティ高い作品を見て口直しをして欲しいと思う。
自分はこれを見た同日、「殺人の追憶」を見て韓国映画のクオリティの高さを改めて実感してから眠りについた。
ただ、時間泥棒というほど、ひどくはなかった。キム・ハヌルの可愛らしさとファッションは見る価値があった。